エクストリーム、17年3月期は売上高36%増、営業益2.3倍と大幅増収増益を達成 受託開発サービスでスマホ向け案件拡大 人材ソリューションも好調

エクストリーム<6033>は、5月12日、2017年3月期の連結決算を発表、売上高32億8900万円(前々期比36.9%増)、営業利益4億3600万円(同2.3倍)、経常利益4億3300万円(同2.3倍)、当期純利益2億7800万円(同2.3倍)となった。なお、同社は2017年3月期より連結決算に移行しており、前々期との比較は単独業績とのものになる。
 

各セグメントごとの状況は以下の通り。

①ソリューション事業…売上高31億8200万円、セグメント利益8億2700万円
受託開発サービスは、スマートフォンを中心とした開発案件における旺盛な需要を背景に受注が順調に拡大した。人材ソリューションサービスにおける稼働プロジェクト数は4,240となり、前年同期比24.2%増となった。また、4月より子会社化したウィットネストのソリューション事業も加わり、業績に貢献した。

②コンテンツプロパティ事業…売上高1億600万円、セグメント利益300万円
ゲームサービスは、既存タイトルである『桃色大戦ぱいろん・生』(PCブラウザゲーム)、『つみにん~うみにん大サーカス』(スマートフォンアプリ)を引き続き運営するとともに、新規タイトルとして『フルーツ・フォレスト』『バトルドラゴン いにしえの財宝』『ミステリーハート 琥珀の心臓』(PCブラウザゲーム)を「Yahoo!モバゲー」および「mixiゲーム」にてサービスを開始した。前期から本格的に活動を開始した海外アプリ事業は、市場への投入が順調に進んだ。

一方で、『桃色大戦ぱいろん・生』は、既にサービス終了した『桃色大戦ぱいろん・ぷらす』のユーザー情報及び保有データの引き継ぎサービスを行ったが、DAU(日次アクティブユーザー数)が低調に推移したことから、2016年8月8日をもってサービスを終了した。

ライセンスサービスは、保有IPである『桃色大戦ぱいろん』『うみにん』において、アジア諸国・米国・中東地域でのゲームおよびグッズ化権を許諾するライセンス契約を締結した。また、マーベラス<7844>のスマホ向け本格オンラインRPG『剣と魔法のログレスいにしえの女神』において、保有IPである『超兄貴』とのコラボレーションイベントを実施するなど、話題作りに努めた。協業開発サービスは、のべ11件の開発案件を受注し、売上形成に貢献した。

なお、2018年3月期通期の連結業績予想は、売上高38億2900万円(前期比16.4%増)、営業利益2億9200万円(同32.9%減)、経常利益2億9200万円(同32.4%減)、当期純利益1億7700万円(同36.3%減)の見込み。
 

株式会社エクストリーム
https://www.e-xtreme.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社エクストリーム
設立
2005年5月
代表者
代表取締役社長CEO 佐藤 昌平
決算期
3月
直近業績
売上高102億1700万円、営業利益10億9700万円、経常利益14億4800万円、最終利益10億3400万円(2024年3月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
6033
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