NJホールディングス、17年3月期は増収・営業赤字幅縮小 ゲーム事業は黒字転換 『スターオーシャン:アナムネシス』のヒットが要因か
エヌジェイホールディングス<9421>は、5月12日、2017年3月期の連結を発表し、売上高94億2700万円(前の期比3.9%増)、営業損益3億5800万円の赤字(前の期5億0900万円の赤字)、経常損益3億6600万円の赤字(同5億2900万円の赤字)、最終損益6億3200万円の赤字(同5億9700万円の赤字)だった。
同社では、モバイル事業で販売台数の減少の影響がでたものの、ゲーム事業において開発から運営まで受託する案件で売上が拡大した。営業損益と経常損益については、ゲームの運営受託タイトルで利益増加要因があったことや、また、人材ソリューション事業の赤字幅も縮小し、全体としては赤字幅縮小となった。また、最終損益の赤字幅は大きくなったが、固定資産の減損損失が1億9300万円を特別損失として計上したことが響いたことによる。
なお、ゲーム事業をピックアップすると、売上高が20.3%増の45億6300万円、セグメント利益が5700万円(前の期は1億4300万円の赤字)と増収黒字転換に成功。ゲームスタジオ、トライエース、シェード、エヌジェイワンで構成されるが、上期において受注見込みであった案件の中止及び案件の延期等が重なり、また、第4四半期で受注を目指していた延期案件及び新規受注を予定していた一部案件が受注に至らなかったものの、運営受託タイトルによる売上が拡大した。『スターオーシャン:アナムネシス』の影響と見られる。
2018年3月期は、売上高104億6000万円(前期比11.0%増)、営業利益2億4000万円(前期3億5800万円の赤字)、経常利益2億3000万円(同3億6600万円の赤字)、最終利益1億6000万円(同6億3200万円の赤字)を見込む。
同社では、モバイル事業で販売台数の減少の影響がでたものの、ゲーム事業において開発から運営まで受託する案件で売上が拡大した。営業損益と経常損益については、ゲームの運営受託タイトルで利益増加要因があったことや、また、人材ソリューション事業の赤字幅も縮小し、全体としては赤字幅縮小となった。また、最終損益の赤字幅は大きくなったが、固定資産の減損損失が1億9300万円を特別損失として計上したことが響いたことによる。
なお、ゲーム事業をピックアップすると、売上高が20.3%増の45億6300万円、セグメント利益が5700万円(前の期は1億4300万円の赤字)と増収黒字転換に成功。ゲームスタジオ、トライエース、シェード、エヌジェイワンで構成されるが、上期において受注見込みであった案件の中止及び案件の延期等が重なり、また、第4四半期で受注を目指していた延期案件及び新規受注を予定していた一部案件が受注に至らなかったものの、運営受託タイトルによる売上が拡大した。『スターオーシャン:アナムネシス』の影響と見られる。
2018年3月期は、売上高104億6000万円(前期比11.0%増)、営業利益2億4000万円(前期3億5800万円の赤字)、経常利益2億3000万円(同3億6600万円の赤字)、最終利益1億6000万円(同6億3200万円の赤字)を見込む。
会社情報
- 会社名
- 株式会社エヌジェイホールディングス(NJHD)
- 設立
- 1991年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 筒井 俊光
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高96億9800万円、営業利益1億200万円、経常利益9600万円、最終利益2億7400万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 9421