【ゲーム株概況(5/29)】東証1部昇格と株式分割発表でモバファクがS高 日本一ソフトはセガゲームスによるPS4用ソフトの海外配信が買い材料に
5月29日の東京株式市場では、日経平均株価は小幅続落し、前日比4.27円安の1万9682.57円で取引を終えた。北朝鮮によって発射されたミサイルが日本の排他的経済水域に落下したと伝えられたことで、朝方売り先行で始まった後に一度持ち直したものの、終日積極的な買い手は不在な状況が続き、大引け前にやや弱含んだ。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、モバイルファクトリー<3912>に朝方から買いが殺到し、ストップ高買い気配のまま取引を終えた。モバイルファクトリーは、前週末5月26日に東証1部への6月2日付での市場変更が承認されたことと、6月30日割当での1対2株の株式分割を実施すると発表したことが材料視された。
【関連記事】
モバイルファクトリー、6月2日付で東証1部に市場変更へ
モバイルファクトリー、1対2株の株式分割を実施…投資家層の拡大と株式の流動性向上を図るため
また、日本一ソフトウェア<3851>が一時1600円台に乗せるなど急騰した。日本一ソフトウェアは、同社のPS4用ソフト5本のアジア地域での販売ライセンスをセガゲームスが獲得し、既に第一弾となる『魔女と百騎兵2』の繁体字版を配信開始(関連記事)したと発表したことが株価を押し上げたもよう。
ほか、前週末にスマートフォンゲーム『小小軍姫』の日本における独占配信権を獲得したことを材料に買われたベクター<2656>が連日のストップ高となり、サイバーエージェント<4751>やバンダイナムコHD<7832>、マーベラス<7844>などが新高値を付けた。
半面、イグニス<3689>やアカツキ<3932>、アエリア<3758>の下げがきつく、主力株ではDeNA<2432>やグリー<3632>がさえない。
■関連銘柄
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、モバイルファクトリー<3912>に朝方から買いが殺到し、ストップ高買い気配のまま取引を終えた。モバイルファクトリーは、前週末5月26日に東証1部への6月2日付での市場変更が承認されたことと、6月30日割当での1対2株の株式分割を実施すると発表したことが材料視された。
【関連記事】
モバイルファクトリー、6月2日付で東証1部に市場変更へ
モバイルファクトリー、1対2株の株式分割を実施…投資家層の拡大と株式の流動性向上を図るため
また、日本一ソフトウェア<3851>が一時1600円台に乗せるなど急騰した。日本一ソフトウェアは、同社のPS4用ソフト5本のアジア地域での販売ライセンスをセガゲームスが獲得し、既に第一弾となる『魔女と百騎兵2』の繁体字版を配信開始(関連記事)したと発表したことが株価を押し上げたもよう。
ほか、前週末にスマートフォンゲーム『小小軍姫』の日本における独占配信権を獲得したことを材料に買われたベクター<2656>が連日のストップ高となり、サイバーエージェント<4751>やバンダイナムコHD<7832>、マーベラス<7844>などが新高値を付けた。
半面、イグニス<3689>やアカツキ<3932>、アエリア<3758>の下げがきつく、主力株ではDeNA<2432>やグリー<3632>がさえない。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社べクターホールディングス
- 設立
- 1989年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 渡邊 正輝/代表取締役副社長 加藤 彰宏
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2656
会社情報
- 会社名
- 株式会社モバイルファクトリー
- 設立
- 2001年10月
- 代表者
- 代表取締役 宮嶌 裕二
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7000万円、営業利益9億4500万円、経常利益9億4000万円、最終利益ゼロ(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3912
会社情報
- 会社名
- 株式会社日本一ソフトウェア
- 設立
- 1993年7月
- 代表者
- 代表取締役会長 北角 浩一/代表取締役社長 世古 哲久
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高53億3900万円、営業利益4億100万円、経常利益8億4200万円、最終利益5億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3851