ギークス、2017年3月期は1600万円の最終赤字、赤字転落…新作開発費が先行して発生か

ギークスは、この日(7月26日)付の官報に、第10期(2017年3月期)の決算公告を掲載し、最終損益は1600万円の赤字だった。前の期(2016年3月期)は、4998万円の黒字だった。

同社は、クルーズ<2138>(旧ウェブドゥジャパン)創設者の一人である曽根原稔人氏が代表を務める企業。2009年4月にMBO(経営陣による買収)で独立し、2010年にソーシャルゲーム事業に参入した。

この期は、スマートフォン向けリズムアクションゲーム『SHOW BY ROCK!!』を展開するほか、バンダイナムコオンラインが提供する『アイドリッシュセブン』を展開した。また、今期に入ってから、開発を担当した『カクテル王子』と『ツキノパラダイス。』がリリースされており、この開発費用などが先行して発生していたようだ。このほか、直近では加賀電子を割当先とする第三者割当増資も行っている(関連記事)。

 
ギークス株式会社
http://geechs.com/

会社情報

会社名
ギークス株式会社
設立
2007年8月
代表者
代表取締役CEO 曽根原 稔人
決算期
3月
直近業績
売上高237億3900万円、営業利益9000万円、経常利益8200万円、最終損益14億7300万円の赤字(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7060
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