【決算説明会速報①】Aiming、2Q減収の要因は「まるまる『ログレス』の減収分」(椎葉社長) DAUの減少よりも課金者数の減少が大きな課題に


Aiming<3911>は、7月28日、東京都内で2017年12月期の第2四半期累計(1~6月)の決算説明会を開催した。決算説明会では、同社の椎葉忠志社長(写真)がまずは説明を一通り行い、その後に質疑応答が行われた。今回はその中から、この第2四半期(4~6月)の前四半期比での大幅減収の要因となった、同社の主力タイトル『剣と魔法のログレス いにしえの女神』(『ログレス』)の状況について取り上げたい。

『ログレス』は、前四半期も直前四半期対比(QonQ)で売上高を大きく減らしていたが、今回の第2四半期期間ではさらにQonQで6億6300万円の減収となった。同社のこの四半期での減収額は約5億円であり、「減収分はまるまる『ログレス』と考えてもらって問題ない」(椎葉社長)とのことだ。

その『ログレス』の落ち込みの要因については、「アクティブユーザーの減少というよりも課金者数の減少が一番の要因」(同)としており、ユーザーが課金するような熱量を持たせることができていないことが課題となっているようで、「一年前から進めている対戦コンテンツもうまくいってない」(同)という。
 

なお、第3四半期(7~9月)の業績予想については、『ログレス』は横ばいの推移という前提になっているが、立て直しに注力して「もちろんもっとよくなるように努力していく」(同)としていた。
 
(編集部:柴田正之)