エレコム、第1四半期は増収増益 VR関連製品などが順調に売上を伸ばす

エレコム <6750>が、8月7日に発表した第1四半期決算は、売上高232億5300万円(前年同期比20.3%増)、営業利益22億5100万円(同0.7%増)、経常利益21億3300万円(同5.6%増)、最終利益は13.8億円(同3.9%増)となった。
 

市場が成熟しているスマートフォン・タブレット分野においては、売上が9.1%減の46億1500万円となったものの、その他全てが前年を上回っている。その他の分野では、VR関連製品とヘルスケア関連製品が売上を順調に伸ばしたようだ。

同社のVR関連製品には、スマートフォンと組み合わせ使用するVRゴーグルの他、bluetoothコントローラーや、ゴーグルの装着の際の汚れ防止マスクなどを販売している。また、同社は今年の3月30日にDXアンテナをグループ会社化しており、TV・AV関連のおいて50億100万円(同215.3%)と売上高の拡大に寄与している。
 

なお、2018年3月期の連結業績予想については、従来予想から変更なく売上高980億円(同19.7%増)、営業利益101億円(同0.6%増)、経常利益92億円(同3.7%増)、純利益60億円(5.8%減)の見込み。