オプトホールディングス<2389>の子会社オプトのエンジニア組織であるOpt Technologies（オプトテクノロジーズ）は、アプリデータマネジメントツール「Spin App（スピンアップ）」において、蓄積したRAWデータに対して自由にアクセスできる権限を提供するサービス(以下、データシェアリングサービス)を開始した。これにより、「Spin App」の契約者は、自社アプリに来訪したユーザーの全行動データを分析することが可能となる。
「Spin App」は、データ蓄積基盤としてGoogle Cloud Platformの「BigQuery（ビッグクエリー）」を採用しており、本サービスを利用することでBigQueryに自由にアクセスすることが可能となった。これにより、管理画面を介した汎用的な分析に留まらず、SQLを用いて自社にとって必要なデータだけを高速に分析し活用することができる。従来のツールでは見出すことが難しかった高度な課題の発見、分析を実現する。
昨今、テクノロジーの進化により、取得可能なデータが増えている。さらにアプリの重要度が増す中で、自社のデータとの紐づけや機械学習を活用した分析などのニーズが急増している今、データ分析を起点としたマーケティング活動の改善が重要となっている。Spin Appは、テクノロジーの成長と共に、高度化するニーズにも対応できるサービス提供を引き続き実現していく方針だ。
