カカクコム<2371>は、「価格.com」で、検索キーワードから自動学習し最適な結果を表示するAI（人工知能）型の検索機能を導入し、商品検索の精度を大幅に向上したと発表した。これにより、探している商品をよりスムーズに見つけることが可能になったという。NTTレゾナントの開発した「goo Search Solution」を導入した。新しい検索機能は、ユーザーの検索行動を自動的に学習し、膨大なデータベースの中から最適な結果を表示する。これにより、誤記や表記ゆれなどから発生しがちな検索結果の漏れや偏りが減少し、検索キーワードに完全に一致する商品がない場合にも、関連性の高い商品が検索結果の上位に表示されるようになったという。
月間5,000万人超が利用し、幅広いジャンルで約3億件の商品データベースを持つ「価格.com」ではキーワード検索回数が1日あたり約150万回にのぼる。検索の精度改善を続けてきたが、検索件数の増加や掲載商品・ジャンルの拡大により検索キーワードがより複雑化していることを受けて今回の対応を行った、としている。
