【ゲーム株概況(9/22)】『NieR:Automata』の好調でスクエニHDが高い 『テラバトル2』配信開始で材料出尽くしのシリコンスタジオはS安
9月22日の東京株式市場では、日経平均株価は5日ぶりに反落し、前日比51.03円安の2万296.45円で取引を終えた。北朝鮮が太平洋上での水爆実験を行う可能性を示唆したことで、地政学リスクへの懸念が再び強まる形となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、スクウェア・エニックスHD<9684>が朝方から買われ、4000円大台乗せを示現した。スクエニHDは、PS4、PC向けソフト『NieR:Automata』の世界累計出荷・ダウンロード販売本数が200万本を突破したと発表したことが材料視されている。
また、カプコン<9697>やコナミHD<9766>など大手ゲーム株に堅調な動きが目立った。
半面、シリコンスタジオ<3907>がストップ安したほか、enish<3667>やKLab<3656>、アエリア<3758>などの下げもきつい。シリコンスタジオは、ミストウォーカーとの共同開発タイトルである『テラバトル2』が前日9月21日に配信開始(関連記事)となったことで目先材料出尽くしとみた売り物が殺到したもようだ。
同様にKLabも前日に「東京ゲームショウ2017」において、新作関連の最新情報を複数発表したことで、利益確定売りに押される展開となった。
■関連銘柄
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、スクウェア・エニックスHD<9684>が朝方から買われ、4000円大台乗せを示現した。スクエニHDは、PS4、PC向けソフト『NieR:Automata』の世界累計出荷・ダウンロード販売本数が200万本を突破したと発表したことが材料視されている。
また、カプコン<9697>やコナミHD<9766>など大手ゲーム株に堅調な動きが目立った。
半面、シリコンスタジオ<3907>がストップ安したほか、enish<3667>やKLab<3656>、アエリア<3758>などの下げもきつい。シリコンスタジオは、ミストウォーカーとの共同開発タイトルである『テラバトル2』が前日9月21日に配信開始(関連記事)となったことで目先材料出尽くしとみた売り物が殺到したもようだ。
同様にKLabも前日に「東京ゲームショウ2017」において、新作関連の最新情報を複数発表したことで、利益確定売りに押される展開となった。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
- 設立
- 1975年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3563億4400万円、営業利益325億5800万円、経常利益415億4100万円、最終利益149億1200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9684
会社情報
- 会社名
- シリコンスタジオ株式会社
- 設立
- 2000年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 梶谷 眞一郎
- 決算期
- 11月
- 直近業績
- 売上高45億5400万円、営業利益2億3800万円、経常利益2億4600万円、最終利益2億円(2023年11月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3907