【TGS2017】アソビモ×スクエニの新規プロジェクト『ファンタジーアース ジェネシス』は50vs50の大規模対戦をスマホで実現


9月21~24日までの期間、千葉県・幕張メッセにて開催されている「東京ゲームショウ2017(以下 TGS2017)」。
 
本稿では、21日にアソビモブースにて実施された「新規プロジェクト発表」ステージの模様をレポートしていく。
 
 
今回、発表される新作はスクウェア・エニックスとの共同制作になるということで、ステージにはアソビモのディレクターである木下直樹氏、スクウェア・エニックスのディレクターである内山スグル氏の両名が登壇した。
 
 
▲アソビモの木下直樹氏(写真左)と、スクウェア・エニックスの内山スグル氏(写真右)。
 
その後、PV上映にて今回の新作が『Fantasy Earth Genesis(ファンタジーアース ジェネシス)』(以下、『FEG』)であることが明かされた。
 
【Fantasy Earth Genesis(ファンタジーアース ジェネシス)公式PV】

 
 
 
内山氏によると、今回のプロジェクトは、オンラインで遊べる大規模対戦アクションRPG『ファンタジーアース ゼロ』(以下、『FEZ』)がスマートフォンゲームになったら面白いのでは? というところから発足したという。開発/配信/運営をアソビモが担当し、監修をスクウェア・エニックスが行う。
 


▲タイトル案については多数挙がった中から”創世”を目指したいという想いで「ジェネシス」を採用したとのこと。
 
また開発当初は、オンラインゲームをスマホでどうアレンジしていくかが課題になったと木下氏は話す。50対50の100人で同時対戦が可能という原作の特徴をそのままに、現在は「建築」や「召喚」など、本シリーズならではの要素も取り入れているという。
 


▲敷居が高いと感じている初心者もゲームを始めやすいような調整が行われているとのことだ。
 
そのほか、木下氏は『FEZ』の操作性をどのようにスマホ向けにカスタマイズしていくかが難しかったと語る。
 

▲PCで行えるショートカットをスマホではどういった形で再現するかという点も現在は調整済みとの話だ。
 
ここからは『FEG』の内容をより具体的に紹介。『FEZ』の数百年前、クリスタルが枯渇した世界が舞台になっており、プレイヤーは3つの同盟のいずれかに属して戦うことになる。3つの同盟にはそれぞれ個性豊かな盟主がおり、本作中には『FEZ』のキャラもを予定しているとのこと。
 
 


さらに、プレイスタイルの幅を広げるため新要素として装備に付加価値を付けることや、決められた時間に目標へ向かって他プレイヤーと協力する機能をイベントとして実施したいという展望も語られた。こちらについては、あまり複雑にはせずシンプルに落とし込みたいと木下氏は付け加えた。
 
最後に、木下氏は発表の内容を下記のようにまとめステージの締めとした。
 
【まとめ】
●PC版『ファンタジーアース ゼロ』の魅力をスマートフォンで実現
●アクション性の高い大規模対人戦闘
●戦略の幅を広げる建築物
●召喚獣で困難な状況に変化を狙え
●多彩なリアルタイム性で一つとして同じ戦争は起こらない

 
気になる本作のリリース時期は今冬サービス開始予定とのこと。コミュニケーションが核となるゲームのため、よりユーザー間のコミュニケーションを充実させるためにLobiやLINEとの連携もあるとのことだった。


 
 
(取材・文 編集部:山岡広樹)



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株式会社スクウェア・エニックス
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2008年10月
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売上高2428億2400万円、営業利益275億4800万円、経常利益389億4300万円、最終利益280億9600万円(2023年3月期)
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アソビモ株式会社
設立
2007年3月
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代表取締役 近藤 克紀
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