【TGS2017】間もなく発売 ステアリングを使った『グランツーリスモSPORT』VR乗車体験
9月21~24日までの期間、千葉県・幕張メッセにて開催されている「東京ゲームショウ2017(以下 TGS2017)」。
ソニーインタラクティブエンターテインメントのブース内では、PlayStation VR(PS VR)タイトルを含めて、多くの新作を出展していた。
本稿ではその中でも10月19日に発売するリアルドライビングシミュレーター『グランツーリスモSPORT』のVR体験リポートを行う
■ステアリング、アクセル、VR。よりリアルに感じるドライブ体験へ
今回ブースに設置してあったのは、ハンドル+アクセル+ブレーキ付きとほぼ完璧な環境だ。ハンドルにはソフトチェンジも備わっており、否が応でも臨場感は高まる。
体験では複数の車種とコースを選択する。今回はの愛車はGT-Rで、日本の首都高速のようなコースを選択した。
PS VRを装着するとそこはもう車の中だ。スマートな計器類とフロントガラスが見える。既にシートに着座している。
レース開始のカウントダウンとともにアクセルを踏み込むとステアリングから振動が伝わる。これはとてもリアルだ。
▲ステアリングには、左右にハンドル持ちながらシフトチェンジャーも付いている、
レースが始まると、そこはもう首都高速?、とっても見慣れた光景が広がっている。
とはいえ、車から見える風景にだけに見とれているわけには行かない。今はレース中だ。バックミラーやサイドミラーを見ると相手の車が追走しているのがわかる。
普通に車を運転している時の所作をして違和感がないところも驚きだ。真のリアルは日常で当たり前のことが違和感なく行える所なのだろう。
さて、"VR"というと酔いの問題も気になる点だろう。端的に言えば酔いは感じなかった。
憶測の域を出ない点ではあるが、車の中にある計器類や、そこまで大きさを感じないフロントガラスから見える風景による移動視野の範囲、道路を走るため、行き先が予想しやすいといったことなどが考えられる。
ただし、筆者は『Farpoint』を長時間連続でプレイしていても、さほど影響がなくなっているレベルなので参考程度に留めていて欲しい。
『グランツーリスモSPORT』は、PlayStationVRを使って更に上の体験ができるようになった。またステアリングコントローラーの想像上効果もあって、非常に高いレベルでの体験を行う事ができた。
プレイするのであれば、ステアリングとともにプレイした方が確実にアガるだろう。
会社情報
- 会社名
- ポリフォニー・デジタル
会社情報
- 会社名
- 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)
- 設立
- 1993年11月
- 代表者
- 暫定CEO 十時 裕樹