9月28日の東京株式市場では、日経平均株価は3日ぶりに反発し、前日比96.06円高の2万363.11円で取引を終えた。トランプ大統領の税制改革案を好感して米国株が上昇し、為替も1ドル=113円台まで円安方向に振れたことで、国内市場も朝方から買い優勢のスタートとなった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、サイバーステップ<3810>が大幅続伸したほか、ドリコム<3793>やモバイルファクトリー<3912>、ネクソン<3659>などが買われた。
ドリコムは、バンダイナムコエンターテインメントとの合弁会社BXDが準備を進めるスマートフォン向けブラウザゲームの新プラットフォームが引き続き評価材料となっているほか、芳文社とアニプレックスとの共同タイトル『きららファンタジア』への期待感も高まっているもようだ。
半面、前日9月27日に信用取引の日々公表銘柄に指定されたシリコンスタジオ<3907>が5日続落となったほか、アカツキ<3932>やイグニス<3689>などが売られた。本日9月28日に新作『PaniPani-パラレルニクスパンドラナイト-』の配信を予定しているコロプラ<3668>もさえない。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793