エイチーム、WEBマーケティングコンサル・WEBマーケティング運用代行事業を手掛けるWCAを約1億5000万円で買収

エイチーム<3662>は、12月26日、WEBマーケティングコンサル・WEBマーケティング運用代行事業を手掛けるWCAの全株式をEストアー<4304>から取得し、連結子会社化したことを発表した。取得価格は約1億5300万円。

WCAは、比較サイトを運営する企業のハウスエージェンシーとして2005年に創業。約20年間にわたり培ってきたデジタルマーケティングノウハウを活かし、顧客と一緒に事業が進むべき正しい方向を模索して成功へ導き、社会により多くの感動を届けることを目指している。そのための事業として、WEBコンサルティングからWEBサイト構築、 広告運用代行などの集客までワンストップでサービスを展開している。

株式取得後、エイチームグループとWCAは、両社の強みを掛け合わせ、足りないリソースやアセットを補完し合うことにより、売上向上に必要なソリューションの拡充を図る。今回の子会社化により、エイチームが運営する比較サイトで提携している既存クライアントに対してメディアによる集客支援に加えて、広告運用代行での支援を拡充するなど深度あるアプローチを行う。

また、新規顧客を開拓することでWCA単体の売上も伸長させるとともに、コストの見直しによる利益確保も進めていく。WCAは、エイチームがメディアとして既に展開している自動車関連事業、ブライダル関連事業だけでなく教育関連なども得意分野としており、サービス間のシナジー創出を行い、さらなる成長を目指していく。

なお、この子会社化によるエイチームの2025年7月期の連結業績予想の修正はないとしている。今後、業績見通しに影響があることが判明した場合には速やかに開示する方針だ。