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MIXI<2121>は、12月26日、連結子会社チャリ・ロトの役職員が取引先との間で不適切な資金のやり取りを行っていた疑義についての調査チームの調査報告書を受領したことを発表した。
調査報告書によると、役職員による不適切な資金のやり取りは、前代表取締役が3億5700万円、従業員は6億6800万円で合計10億2600万円となった。同社は、過年度決算に与える影響は軽微であることから訂正は行わず、2025年3月期の中間連結財務諸表において処理することを決定した。法人税などの増加なども含め、中間連結財務諸表における最終利益に与える影響額は5億5200万円程度の損失と見込まれるという。
また、調査チームによる再発防止策の提言を踏まえて、具体的な再発防止策を策定・実行する。再発防止策の具体的な内容については、決定次第、あらためて発表する方針だ。
なお、本件疑義に関与したチャリ・ロトの前代表取締役については、2024年10月30日付で取締役を解任している。また、従業員1名については、社内規程などに基づき、本日(12月26日)付で懲戒解雇処分とした。
▼「調査報告書(要旨版)」
https://pdf.irpocket.com/C2121/MjRP/GVzD/TIAQ.pdf
会社情報
- 会社名
- 株式会社MIXI
- 設立
- 1997年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 木村 弘毅
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1468億6800万円、営業利益:191億7700万円、経常利益156億6900万円、最終利益70億8200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2121