【ゲーム株概況(10/11)】決算通過と『ドラクエライバルズ』の事前登録開始でトーセが4日ぶりに反発 2Q予想を修正のコーテクHDは往って来いに
10月11日の東京株式市場では、日経平均株価は7日続伸となり、前日比57.76円高の2万881.27円で取引を終えた。朝方は小安い場面もあったものの、IMF(国際通貨基金)による2017年の世界経済見通しの引き上げなどもあって、売り一巡後はプラス圏に浮上した。なお、日経平均は1996年12月以来、約20年10カ月ぶりの水準を回復した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、市場の物色対象が主力株に向かっていることもあり、やや全般に動きが鈍い展開となったが、トーセ<4728>が4日ぶりに反発した。前日に2017年8月期の決算発表(関連記事)を通過し、今期の増収増益見通しを打ち出したことに加え、同社が開発を担当するスクウェア・エニックスのスマートフォン向け対戦デジタルカードゲーム『ドラゴンクエストライバルズ』の事前登録も受付開始(関連記事)となったことが市場から好感されている。
また、サイバーエージェント<4751>やenish<3667>、エディア<3935>などがしっかり。前日に2018年3月期の第2四半期業績予想の修正を発表(関連記事)したコーエーテクモHD<3635>は朝方に大きく売り込まれた後、プラス圏に浮上するなど往って来いの展開となった。
半面、ドリコム<3793>やシリコンスタジオ<3907>、ガンホー<3765>などがさえない。
■関連銘柄
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、市場の物色対象が主力株に向かっていることもあり、やや全般に動きが鈍い展開となったが、トーセ<4728>が4日ぶりに反発した。前日に2017年8月期の決算発表(関連記事)を通過し、今期の増収増益見通しを打ち出したことに加え、同社が開発を担当するスクウェア・エニックスのスマートフォン向け対戦デジタルカードゲーム『ドラゴンクエストライバルズ』の事前登録も受付開始(関連記事)となったことが市場から好感されている。
また、サイバーエージェント<4751>やenish<3667>、エディア<3935>などがしっかり。前日に2018年3月期の第2四半期業績予想の修正を発表(関連記事)したコーエーテクモHD<3635>は朝方に大きく売り込まれた後、プラス圏に浮上するなど往って来いの展開となった。
半面、ドリコム<3793>やシリコンスタジオ<3907>、ガンホー<3765>などがさえない。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社トーセ
- 設立
- 1979年11月
- 代表者
- 代表取締役会長 齋藤 茂/代表取締役社長 渡辺 康人
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高46億1500万円、営業損益5億2200万円の赤字、経常損益5億100万円の赤字、最終損益2億6000万円の赤字(2024年8月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4728
会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高845億8400万円、営業利益284億9400万円、経常利益457億4100万円、最終利益337億9200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635