【ゲーム株概況(10/23)】完全新作『CARAVAN STORIES』の年内リリース正式決定でAimingが後場一段高 enishは大幅続伸 トーセは反落 

10月23日の東京株式市場では、日経平均株価は15日続伸となり、前日比239.01円高の2万1696.65円で取引を終えた。なお、日経平均が15日続伸したのは、史上初のこととなる。衆院選で与党が圧勝により、今後もアベノミクスが継続するとの見方から日本経済の回復を期待した買いが広がった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、enish<3667>が前週末の流れを引き継いで大幅続伸したほか、Aiming<3911>が後場引けにかけて一段高した。Aimingは、フラッグシップタイトルとして期待される完全新作RPG『CARAVAN STORIES』のリリース予定を2017年内に正式決定(関連記事)したことが材料視されたもようだ。

また、ドリコム<3793>やミクシィ<2121>、gumi<3903>などがしっかり。

半面、トーセ<4728>は前週末に急騰した反動による売り物に押され、DeNA<2432>やグリー<3632>など主力株の一角がさえない。

周辺株では、2017年8月期の四半期連結財務諸表について誤謬があることが判明したと前週末に開示したメタップス<6172>が4日ぶりに急反落した。

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