【ゲーム株概況(10/31)】2Q営業益の大幅増益を好感してマーベラスが後場急騰 『BALDR』新作発表のエディアも高い 任天堂は一時4万6000円に接近

10月31日の東京株式市場では、日経平均株価は小幅反落し、前日比0.06円安の2万2011.61円で取引を終えた。朝方は前日の米国市場安や為替の円高推移を受けて売り優勢の展開となったものの、日銀が金融政策決定会合で金融政策の現状維持を決めたことや、ETF(上場投資信託)買いの持続を決定したことで次第に下げ幅を縮小した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、マーベラス<7844>が後場に入って大幅高した。マーベラスは、前場引け後に発表した第2四半期決算がオンライン事業は低調だったものの、コンシューマ事業と音楽映像事業をけん引役に営業益で33%の増益を達成したことが材料視された。

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マーベラス、2Qは営業益33%増と大幅増益を達成 『ログレス』低調のオンライン事業は苦戦 コンシューマ事業と音楽映像事業がけん引役に(グラフ追加・追記)


また、前日10月30日に人気ゲーム『BALDR』シリーズで初のスマートフォン/ブラウザ向けゲームとなる本格3DRPG『BALDR ACE(バルドエース)』を開発・配信することを発表(関連記事)したエディア<3935>が4日続伸し、アエリア<3758>やアカツキ<3932>なども高い。

前日10月30日に2018年3月期の連結業績予想の上方修正を発表(関連記事)した任天堂<7974>は、一時4万6000円に接近する水準まで買われた。
 
半面、Aiming<3911>が反落したほか、前日に発表した第3四半期決算で営業赤字が拡大したenish<3667>も売られた。

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■関連銘柄
株式会社マーベラス
https://www.marv.jp/

会社情報

会社名
株式会社マーベラス
設立
1997年6月
代表者
代表取締役社長 執行役員 兼 デジタルコンテンツ事業本部長 佐藤 澄宣
決算期
3月
直近業績
売上高294億9300万円、営業利益24億1500万円、経常利益30億200万円、最終損益5億1700万円の赤字(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7844
企業データを見る
株式会社エディア
http://www.edia.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社エディア
設立
1999年4月
代表者
代表取締役社長 賀島 義成
決算期
2月
直近業績
売上高32億7700万円、営業利益1億6100万円、経常利益1億5800万円、最終利益1億5000万円(2024年2月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3935
企業データを見る
任天堂株式会社
http://www.nintendo.co.jp/

会社情報

会社名
任天堂株式会社
設立
1947年11月
代表者
代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
決算期
3月
直近業績
売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7974
企業データを見る