高成長続くマーベラスの音楽映像事業 第2四半期の利益は倍増の5.95億円 『刀剣乱舞』『あんスタ』引き続き好調 二次利用収入も貢献

マーベラス<7844>は、第2四半期(7~9月)の音楽映像事業の売上高と営業利益が第2四半期の業績としては過去最高を更新したことがわかった。売上高は前年同期比37.9%増の17億9800万円、セグメント利益は同103.8%増の5億9500万円と大きく伸びた。四半期ベースとしては過去最高となった前期第4四半期に次ぐ水準だ。マーベラスの音楽映像事業は、グラフのように下期に大きく稼ぐ傾向にあるが、下期の業績がどこまで伸びるのか注目される。
 


同社によると、「刀剣乱舞」や「あんさんぶるスターズ!」など大人気シリーズが引き続き好調で、業績に大きく寄与した、としている。また、アニメ、ステージともに二次利用収入も好調だったという。

ステージでは「舞台『刀剣乱舞』義伝 暁の独眼竜」が公演、グッズ販売、DVD・ブルーレイ販売のいずれも絶好調となり、好業績をけん引した。新作ステージでは、「舞台『ジョーカー・ゲーム』」や「B-PROJECT on STAGE『OVER the WAVE!』」の公演が好評だった。このほか、「テニスの王子様」、「薄桜鬼」、「東京喰種」など、多数の公演を実施した。

また、前期より引き続きパッケージ販売が好調な『刀剣乱舞-花丸-』や、2018 年に新シリーズの TV アニメ化が決定した「東京喰種」などを中心に、二次利用収入が好調だった。
 


 
■第3四半期以降の取り組み

第3四半期以降の取り組みについては、アニメでは、『キラキラ☆プリキュアアラモード』の劇場版が 10 月 28 日より公開となった。また、ゲームアプリも配信中の『戦刻ナイトブラッド』の TV アニメが 10 月 3 日より放送が始まった。このほか、『刀剣乱舞‐花丸‐』の第 2 期「続『刀剣乱舞‐花丸‐』」が来年1月より、コンシューマゲームのシリーズ作品がヒットしている『Fate/EXTRA Last Encore』が冬より放送する予定。

ステージ部門では、「『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』~Judge of Knights~」の公演を 9 月 7 日から 24 日まで実施し、第3四半期の業績に寄与する見通し。

また、「舞台『弱虫ペダル』新インターハイ篇~ヒートアップ~」と、「舞台『K –MISSING KINGS-』」の公演をそれぞれ 10 月 19 日から 29 日まで行った。

さらに、12 月には、「刀剣乱舞」の最新作「舞台『刀剣乱舞』ジョ伝 三つら星刀語り」の公演を予定している。また、この公演に先駆けて、11 月 23 日に小田原城で1夜限りの特別公演も行う予定。

このほか、「超歌劇(ウルトラミュージカル)『幕末 Rock』」のライブ公演などを実施するほか、新作舞台ではアニメ化や実写ドラマ化といったメディアミックス展開でも人気ウェブコミックを原作とした「舞台『モブサイコ 100』」の公演を1月に行う予定。

 


 
(編集部 木村英彦)
株式会社マーベラス
https://www.marv.jp/

会社情報

会社名
株式会社マーベラス
設立
1997年6月
代表者
代表取締役社長 執行役員 兼 デジタルコンテンツ事業本部長 佐藤 澄宣
決算期
3月
直近業績
売上高294億9300万円、営業利益24億1500万円、経常利益30億200万円、最終損益5億1700万円の赤字(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7844
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