【ゲーム株概況(11/7)】2Qの大幅増益を好感してカプコンが年初来高値を更新 通期予想の増額のKLabは目先材料出尽くしに トーセも5日ぶり反落

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、カプコン<9697>が朝方から買われ、年初来高値を更新した。前日11月6日に発表した第2四半期の連結決算が営業利益で前年同期比2.9倍と大幅な増益となったことが市場から素直に評価されたようだ。Nintendo Switch向けタイトルの好調も目立っており、Nintendo Switch関連としての評価も高まっているもよう。
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また、Aiming<3911>やサイバーエージェント<4751>などが買われ、コナミHD<9766>やコーエーテクモHD<3635>など既にこの7~9月シーズンの決算発表を通過済みの大手ゲーム株も高い。
半面、KLab<3656>は、前日11月6日に2017年12月期通期の連結業績予想の上方修正を発表(関連記事)したものの、目先材料出尽くしとの見方から売りが先行する展開となり、トーセ<4728>も『ドラゴンクエストライバルズ』の配信開始に絡んで上昇したことによる反動の売り物に押され、5日ぶりに反落した。
■関連銘柄

会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高168億8000万円、営業損益5億9800万円の赤字、経常損益7300万円の赤字、最終損益5億4100万円の赤字(2022年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656
会社情報
- 会社名
- 株式会社カプコン
- 設立
- 1983年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 最高執行責任者 (COO) 辻本 春弘
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1259億3000万円、営業利益508億1200万円、経常利益513億6900万円、最終利益367億3700万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9697