アクセルマーク<3624>の尾下順治社長（写真）は、この日（11月7日）、東京都内で開催した2017年9月期の決算説明会で、安定成長を続けている広告事業の事業展開について、ADrouteの機能強化とともに、トレーディングデスクに注力する方針を示した。
トレーディングデスクとは、昨今増えている運用型広告の運用部分を代行するサービスで、ADrouteでの広告運用のノウハウを活かしたサービスになる。営業体制と運営体制が整ってきており、今期から本格的に広告事業の業績に寄与する見通しだ。
また、ADrouteについてはオーディエンスターゲティングを開発しているとのこと。ユーザーの興味関心に合わせて広告配信を行う機能で、より広告の効果を上げることができるとのこと。
このほか、新しい広告サービスとして、リッチコンテンツを制作する「BRAND SCREEN」も展開している。ADrouteとトレーディングデスクとのセット販売を行うことを想定しているそうだ。
会社情報
- 会社名
- アクセルマーク株式会社
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 松川 裕史
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高21億4400万円、営業損益9800万円の赤字、経常損益1億円の赤字、最終損益1億200万円の赤字（2023年9月期）
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3624