モブキャスト、3Qは売上高1%減、9.6億円の営業赤字を計上 『モバプロ2』『モバサカC』貢献でネイティブゲーム売上増加もブラウザゲームは減衰(グラフ追加・追記)
モブキャスト<3664>は、11月9日、2017年12月期の第3四半期累計(1~9月)の連結決算を発表、売上高23億1900万円(前年同期比1.3%減)、営業損益9億6700万円の赤字(前年同期1億2800万円の赤字)、経常損益9億8000万円の赤字(同1億5500万円の赤字)、四半期純損益9億5900万円の赤字(同2億6900万円の赤字)となった。
今年5月に配信開始した『モバプロ2 レジェンド』および『モバサカ CHAMPIONS MANAGER』中国版の配信による売上が3ヶ月分計上されたことに加え、9月に配信を開始した『モバサカ CHAMPIONS MANAGER』日本版の配信開始による売上を計上しネイティブゲーム売上は増加したものの、ブラウザゲーム市場の縮小に伴うブラウザゲーム売上の減衰の影響で減収となった。
一方で、『モバプロ2 レジェンド』のテレビCMの実施などによる広告宣伝費の増加で費用が膨らみ、各利益項目の赤字幅が拡大した。
■QonQでは40%の大幅増収を達成 一方、費用は先行投資が続く
業績を四半期推移(QonQ)で見てみると、第3四半期期間(7~9月)の売上高は前四半期比40.2%増の9億5900万円と大幅増収を達成した。これは前述の『モバプロ2 レジェンド』や中国版『モバサカ CHAMPIONS MANAGER』の寄与が大きいものと思われる。一方、利益面については、営業損益が4億9200万円の赤字、経常損益は4億8100万円の赤字、四半期純損益は4億8100万円の赤字と赤字幅が拡大した。これまでと同様に新作開発費用が先行しているほか、テレビCMの実施など広告宣伝費の増加が大きく影響しているようだ。
なお、2017年12月期の予想は非開示。同社では、「事業環境の変化が激しく、かつ、新規タイトルについての不確実性が高いことから、適正かつ合理的な数値の算出が困難であるため」と説明している。
引き続きネイティブゲームの新規開発と運営強化、海外展開の推進、ブラウザゲームの運営効率化および連結子会社による再生案件の検討などに取り組でいく。
新作については、ネイティブゲーム『キングダム 乱 -天下統一への道-』と『Project LIP』を2018年1月~3月の配信開始に向け開発を進めていくとしている。
今年5月に配信開始した『モバプロ2 レジェンド』および『モバサカ CHAMPIONS MANAGER』中国版の配信による売上が3ヶ月分計上されたことに加え、9月に配信を開始した『モバサカ CHAMPIONS MANAGER』日本版の配信開始による売上を計上しネイティブゲーム売上は増加したものの、ブラウザゲーム市場の縮小に伴うブラウザゲーム売上の減衰の影響で減収となった。
一方で、『モバプロ2 レジェンド』のテレビCMの実施などによる広告宣伝費の増加で費用が膨らみ、各利益項目の赤字幅が拡大した。
■QonQでは40%の大幅増収を達成 一方、費用は先行投資が続く
業績を四半期推移(QonQ)で見てみると、第3四半期期間(7~9月)の売上高は前四半期比40.2%増の9億5900万円と大幅増収を達成した。これは前述の『モバプロ2 レジェンド』や中国版『モバサカ CHAMPIONS MANAGER』の寄与が大きいものと思われる。一方、利益面については、営業損益が4億9200万円の赤字、経常損益は4億8100万円の赤字、四半期純損益は4億8100万円の赤字と赤字幅が拡大した。これまでと同様に新作開発費用が先行しているほか、テレビCMの実施など広告宣伝費の増加が大きく影響しているようだ。
なお、2017年12月期の予想は非開示。同社では、「事業環境の変化が激しく、かつ、新規タイトルについての不確実性が高いことから、適正かつ合理的な数値の算出が困難であるため」と説明している。
引き続きネイティブゲームの新規開発と運営強化、海外展開の推進、ブラウザゲームの運営効率化および連結子会社による再生案件の検討などに取り組でいく。
新作については、ネイティブゲーム『キングダム 乱 -天下統一への道-』と『Project LIP』を2018年1月~3月の配信開始に向け開発を進めていくとしている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社モブキャストホールディングス
- 設立
- 2004年3月
- 代表者
- 代表取締役CEO 藪 考樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7100万円、営業損益4億2800万円の赤字、経常損益4億3600万円の赤字、最終損益3億8000万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3664