コーエーテクモ、横浜市のみなとみらい21地区に建設予定の複合施設のオフィスおよびライブハウス型ホールを2020年1月に取得へ
コーエーテクモホールディングス<3635>は、11月27日、子会社コーエーテクモゲームスが横浜市のみなとみらい21地区の複合施設を取得することを発表した。
コーエーテクモゲームスは、2016年10月27日付で公表したとおり、コーエーテクモグループ経営統合10周年の記念事業として、神奈川県横浜市のみなとみらい21地区(47街区)での複合施設の開発を進めており、2017年3月7日付で三菱地所<8802>より複合施設の建設用地をMYプロパティおよびAKフォーチュンと共同で取得した。
取得土地には、三菱地所がオフィス(収容規模約1,600人)、ライブハウス型ホール(収容規模約2,000人)、ホテルおよび店舗からなる複合施設(地下1階、地上15階)を建設する予定であり、今回、コーエーテクモゲームスは、この複合施設のオフィスおよびライブハウス型ホールを三菱地所より取得することを決定した。オフィスおよびライブハウス型ホールは2020年1月竣工後の物件取得を予定している。
同社グループは、横浜・みなとみらい21地区のオフィスおよびライブハウス型ホールをコンテンツ発信・情報発信や新たなIP展開拠点と位置付けており、このオフィスをコーエーテクモゲームスの本社とする(画像は新社屋の完成予想図)。ライブハウス型ホールは、同社グループが長期戦略として掲げる「コンテンツ・エキスパンション戦略」推進のための有力な手段であり、コーエーテクモゲームスは、Zeppホールネットワークと業務提携し、このライブハウス型ホールを「(仮称)KT Zepp Yokohama」として運営することを基本合意している。なお、複合施設には、東急ホテルズが「東急REIホテル」ブランドでの出店を予定している。
コーエーテクモグループは、2009年の経営統合以来7期連続して最高益を更新しており、今回のオフィスおよびライブハウス型ホールの取得をさらなる成長と発展につなげるよう努力していくとしている。
なお、今回の固定資産の取得によるコーエーテクモホールディングスの2018年3月期の連結会計年度の業績への影響は軽微としており、建設計画の変更および建設の進捗状況などにより、業績に与える影響が発生すると判断した場合には、速やかに発表する方針だ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社コーエーテクモゲームス
- 設立
- 1978年7月
- 代表者
- 代表取締役会長(CEO) 襟川 陽一/代表取締役社長(COO) 鯉沼 久史
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高681億700万円、経常利益341億6600万円、最終利益268億5200万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 非上場
会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高845億8400万円、営業利益284億9400万円、経常利益457億4100万円、最終利益337億9200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635