イマジニア、第1四半期はモバイルコンテンツ不振で営業益68%減

イマジニア<4644>が本日(7月29日)発表した第1四半期(4~6月期)の連結業績は、売上高10億6000万円(前年同期比28.7%減)、営業利益1億4400万円(同68.1%減)、経常利益1億4500万円(同66.5%減)、四半期純利益1億0100万円(同65.9%減)だった。 主力の月額制の公式コンテンツといったモバイルコンテンツをはじめ、モバイルコマース、パッケージソフトが前年同期比で減収となったことが響いたようだ。スマートフォンへの移行過程とし、投資を先行させているようだ。     セグメント別の状況は以下のとおり。 モバイルコンテンツは、売上高7億7200万円(前年同期比18.3%減)、営業利益2億3500万円(同34.0%減)だった。スマートフォン向けコンテンツの強化を図るため、月額課金サービスの提供やゲーム、電子書籍の提供や海外への販売に注力した。 モバイルコマースは、売上高6300万円(同24.5%減)、営業損失1300万円(前年同期52万円の営業損失)だった。キャラクター限定商品の増加による売上高の拡大とライセンス販売先の拡充に取り組んだ。 パッケージソフトは、売上高2億1300万円(同53.8%減)、営業利益2800万円(同87.4%減)だった。定番化を目指す「Enjoy Diet!」シリーズの新作として「ビリーズブートキャンプWiiでエンジョイダイエット!」をWii向けタイトルとして発売した。「ニンテンドー3DS」向けタイトルの開発を進めた。 このほか、投資教育事業は、売上高1000万円、営業y損失2400万円だった。   ■2012年3月期の見通し 2012年3月期は、売上高43億8800万円(前期比9.5%減)、営業利益6億2400万円(同9.4%減)、経常利益6億2400万円(同9.4%減)、当期純利益3億8600万円(同4.3%減)を見込む。