【速報】モバイルファクトリー、17年12月期は2ケタ増収増益で着地 『駅メモ!』はユーザー数、売上高ともに過去最高を記録 新作の開発中止で費用計上も
モバイルファクトリー<3912>は、1月19日、2017年12月期の連結決算を発表、売上高24億3700万円(前々期比17.6%増)、営業利益7億3600万円(同20.5%増)、経常利益7億2200万円(同18.1%増)、四半期純利益5億1100万円(同24.2%増)となった。
主力の位置情報連動型ゲームで『ステーションメモリーズ!』(以下『駅メモ!』)が好調に推移したことなどにより、増収増益を達成した。一方で、期中にリリースした『レキシトコネクト』の実績推移が見込みを下回ったことや、新作の開発中止に伴う費用計上などがあり、業績予想数字に大しては下回る結果となった。
『駅メモ!』は、奈良県とのコラボイベントの実施、複数の映画作品とのタイアップキャンペーンの実施などを行った。また、11月にはアプリ版リリースから3周年を迎え、記念キャンペーンを実施した。そのほかの取り組みとしましては、他社IPとのコラボ、ボイスシナリオの配信、属性機能の追加など、ユーザーのエンゲージメントを高める施策などを実施した。また、下期より、マーケティング強化の観点からプロモーションに注力し、親和性の高いユーザーの積極的な獲得を目指した。これらにより、リリースから3年経過したものの、ユーザー数、売上高ともに過去最高を記録した。
その他の位置情報連動型ゲームは、『駅奪取』では、昨年に引き続き、関東近郊を対象としたモバイルスタンプラリーの実施や、シリーズのリリース6周年を記念したキャンペーンの実施などを行った。『レキシトコネクト』は3月にリリースしたが、売上高、KPIなどにあわせた運営を行っている。
また、2018年12月期リリース予定で開発していた新規位置情報連動型ゲームについては、将来の投資回収見込などを鑑み、開発を中止するとともに開発にかかった費用を全額費用処理した。
なお、コンテンツサービス、位置情報連動型ゲームに続く新規事業として、ブロックチェーンを活用したサービスの開発を開始した。
なお、2018年12月期の連結業績予想については、スマートフォンアプリ市場の事業変化が激しく、ブロックチェーンを活用した新規サービスの状況についても不確実性が高いことから適正かつ合理的な数値の算出が困難であるため、非開示としている。
【追記】
モバイルファクトリーの10~12月期の業績は、売上高6億9000万円(前四半期比[QonQ]で21.5%増)、営業利益1億9100万円(同28.2%増)、経常利益1億9000万円(同27.5%増)、最終利益1億4400万円(同39.8%増)とQonQでは増収増益を達成した。売上高は過去最高、営業利益は過去3番めの規模だった。四半期業績の推移は以下のとおり。
主力の位置情報連動型ゲームで『ステーションメモリーズ!』(以下『駅メモ!』)が好調に推移したことなどにより、増収増益を達成した。一方で、期中にリリースした『レキシトコネクト』の実績推移が見込みを下回ったことや、新作の開発中止に伴う費用計上などがあり、業績予想数字に大しては下回る結果となった。
『駅メモ!』は、奈良県とのコラボイベントの実施、複数の映画作品とのタイアップキャンペーンの実施などを行った。また、11月にはアプリ版リリースから3周年を迎え、記念キャンペーンを実施した。そのほかの取り組みとしましては、他社IPとのコラボ、ボイスシナリオの配信、属性機能の追加など、ユーザーのエンゲージメントを高める施策などを実施した。また、下期より、マーケティング強化の観点からプロモーションに注力し、親和性の高いユーザーの積極的な獲得を目指した。これらにより、リリースから3年経過したものの、ユーザー数、売上高ともに過去最高を記録した。
その他の位置情報連動型ゲームは、『駅奪取』では、昨年に引き続き、関東近郊を対象としたモバイルスタンプラリーの実施や、シリーズのリリース6周年を記念したキャンペーンの実施などを行った。『レキシトコネクト』は3月にリリースしたが、売上高、KPIなどにあわせた運営を行っている。
また、2018年12月期リリース予定で開発していた新規位置情報連動型ゲームについては、将来の投資回収見込などを鑑み、開発を中止するとともに開発にかかった費用を全額費用処理した。
なお、コンテンツサービス、位置情報連動型ゲームに続く新規事業として、ブロックチェーンを活用したサービスの開発を開始した。
なお、2018年12月期の連結業績予想については、スマートフォンアプリ市場の事業変化が激しく、ブロックチェーンを活用した新規サービスの状況についても不確実性が高いことから適正かつ合理的な数値の算出が困難であるため、非開示としている。
【追記】
モバイルファクトリーの10~12月期の業績は、売上高6億9000万円(前四半期比[QonQ]で21.5%増)、営業利益1億9100万円(同28.2%増)、経常利益1億9000万円(同27.5%増)、最終利益1億4400万円(同39.8%増)とQonQでは増収増益を達成した。売上高は過去最高、営業利益は過去3番めの規模だった。四半期業績の推移は以下のとおり。
会社情報
- 会社名
- 株式会社モバイルファクトリー
- 設立
- 2001年10月
- 代表者
- 代表取締役 宮嶌 裕二
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7000万円、営業利益9億4500万円、経常利益9億4000万円、最終利益ゼロ(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3912