ボルテージ、18年6月期の通期予想を大幅下方修正…営業損益は一転9億円の赤字見通しに テレビCMなどによる集客不調 主力の日本語女性向けアプリが低調
ボルテージ<3639>は、1月25日、2018年6月の連結業績予想修正を発表、売上高は従来予想100億円から80億円(増減率20.0%減)、営業損益は同3億円の黒字から9億円の赤字、経常損益は同3億円の黒字から9億円の赤字、当期純損益は同1億9000万円の黒字から7億5000万円の赤字と大幅な赤字に転落する見通しとなった。
同社は、3年戦略に基づいて、2018年6月期は積極的な広告出稿を行うことで売上高および利益を伸長させる計画だったが、テレビCMをはじめ一部集客の不調により集客効率が悪く、第2四半期末時点で売上高および利益が計画を大幅に下回った。
事業区分別の売上高は、英語女性向けは計画を上回り、その他である「男性向けサスペンス」が計画を大幅に上回った。一方で主力の日本語女性向けはユーザー動向など市場の環境変化への対応にも想定より時間がかかり、カジュアル層およびカジュコア層向けの各タイトルが想定を大幅に下回った。コア層向け第1弾となる『アニドルカラーズ』は、ゲーム内容は一定の評価を得たものの、アプリの使い勝手や課金マネタイズ構造が不十分であり、計画を下回った。
費用は、売上の減少に伴う販売手数料の減少などにより計画を大幅に下回ったが、売上の減少による影響を補うにはいたらず、利益も計画を下回った。
第3四半期以降については、3年戦略を一部修正し、広告出稿の精度向上、既存タイトルの拡大、カジュコア層向け新規タイトルの投入などを行うことで業績は上向くと想定しているものの、第2四半期末までの不振を取り戻すことは難しい見通しとしている。
同社は、3年戦略に基づいて、2018年6月期は積極的な広告出稿を行うことで売上高および利益を伸長させる計画だったが、テレビCMをはじめ一部集客の不調により集客効率が悪く、第2四半期末時点で売上高および利益が計画を大幅に下回った。
事業区分別の売上高は、英語女性向けは計画を上回り、その他である「男性向けサスペンス」が計画を大幅に上回った。一方で主力の日本語女性向けはユーザー動向など市場の環境変化への対応にも想定より時間がかかり、カジュアル層およびカジュコア層向けの各タイトルが想定を大幅に下回った。コア層向け第1弾となる『アニドルカラーズ』は、ゲーム内容は一定の評価を得たものの、アプリの使い勝手や課金マネタイズ構造が不十分であり、計画を下回った。
費用は、売上の減少に伴う販売手数料の減少などにより計画を大幅に下回ったが、売上の減少による影響を補うにはいたらず、利益も計画を下回った。
第3四半期以降については、3年戦略を一部修正し、広告出稿の精度向上、既存タイトルの拡大、カジュコア層向け新規タイトルの投入などを行うことで業績は上向くと想定しているものの、第2四半期末までの不振を取り戻すことは難しい見通しとしている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ボルテージ
- 設立
- 1999年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 津谷 祐司
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高34億5600万円、営業損益9400万円の赤字、経常利益1500万円、最終利益500万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3639