東映アニメ、18年3月期の業績予想を上方修正…営業益は91億円→116億円に上ブレ 『ドッカンバトル』など寄与で3Qの版権事業は2ケタ増収益達成

東映アニメーション<4816>は、1月26日、2018年3月期通期の連結業績予想の修正を発表、売上高は従来予想380億円から460億円(増減率21.1%増)、営業利益は同91億円から116億円(同27.5%増)、経常利益は同94億円から120億円(同27.7%増)、当期純利益は同63億円から83億円(同31.7%増)といずれも大幅に上方修正された。
 

修正の理由は、引き続き国内外で『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』をはじめとする各種アプリゲームが前回発表時の見通しを上回って好調に推移したためとしている。

また、同日発表した第3四半期累計(4~12月)の連結決算は、売上高345億5700万円(前年同期比13.9%増)、営業利益87億400万円(同18.0%増)、経常利益91億800万円(同17.7%増)、四半期純利益62億3300万円(同12.3%増)となった。
 

主なセグメント別の状況は以下の通り。

①映像製作・販売事業…売上高124億2500万円(前年同期比3.5%増)、セグメント利益21億4200万円(同29.1%減)
劇場アニメ部門では、3月に「映画プリキュアドリームスターズ!」、9月に「デジモンアドベンチャー tri.第5章」、10月に「映画キラキラ☆プリキュアアラモード」を公開した。前年同期にあった「ONE PIECE FILM GOLD」のヒットに相当するものがなかったことから、前年同期と比較して大幅な減収となった。テレビアニメ部門では、「ワンピース」「キラキラ☆プリキュアアラモード」「ドラゴンボール超」「デジモンユニバース アプリモンスターズ」「正解するカド」「タイガーマスクW」の6作品を放映した。放映本数は増えたものの、その他の映像製作やゲーム用音声製作が前年同期と比較して軟調に稼動したことなどから、減収となった。

コンテンツ部門では、映像パッケージの販売が全体的に軟調に推移したものの、「美少女戦士セーラームーンCrystal」のブルーレイ・DVDの売上があったことから、若干の増収となった。海外映像部門では、中国向け大口映像配信権の販売が好調に稼動したことから、大幅な増収となった。

その他部門では、アプリゲーム『聖闘士星矢 ギャラクシースピリッツ』が好調に稼動したものの、前年同期にあった国内での大口映像配信権契約の反動減から、ほぼ横ばいとなった。

②版権事業…売上高177億7500万円(同39.1%増)、セグメント利益83億7700万円(同41.5%増)
国内版権部門では、アプリゲーム『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』が前期より更に好調に稼動したことから、大幅な増収となった。海外版権部門では、全世界でアプリゲーム『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』に加え、北米向け家庭用ゲーム『ドラゴンボール ゼノバース2』の販売も好調に推移したことから、大幅な増収となった。

③商品販売事業…売上高37億6200万円(同19.4%減)、セグメント利益1億6000万円(同14.8%減)
商品販売部門では、前年同期にあった「ONE PIECE FILM GOLD」のタイアップ・キャンペーンに相当するものがなく、大幅な減収となった。

 
東映アニメーション株式会社
http://corp.toei-anim.co.jp/

会社情報

会社名
東映アニメーション株式会社
設立
1948年1月
代表者
代表取締役社長 高木 勝裕
決算期
3月
直近業績
売上高515億9500万円、営業利益155億300万円、経常利益160億4000万円、最終利益110億6700万円(2021年3月期)
上場区分
JASDAQ
証券コード
4816
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