ARを使って住宅やビルなどの3Dモデルを現実に アイデアクラウドがARアプリ「BUILDAR」を提供開始


AR/VR/ MR事業を手がけるアイデアクラウドは、1月30日、iOS11の「ARKit」を利用した、家やビルなどの建物3Dモデルを実空間に配置できるエンタープライズARアプリ「BUILDAR」を提供開始を発表した。

「BUILDAR」はカメラ取得した空間情報を元に、現実空間に家やビルなど予め登録された3Dモデルを配置できるARアプリだ。

同社は、今までのVRでの不動産プレゼンテーションシステムの「一緒に体験できない」「操作方法が難解」「VRヘッドセットを装着したくない」「ハードウェアの導入コスト」「体験者の表情が読み取れない」といった課題を解決するために開発したという。


実際の土地に原寸大で3Dモデルを設置し、部屋も内覧するデモ動画(▲タッチで動画へ)


縮小して全体の構造も把握可能(▲タッチで動画へ)

実際の大きさで配置する機能だけでなく、3Dモデルを縮小して、どんな大きさでも表示可能なため、今までの模型の代わりとしても利用でき、全体の構造やイメージを把握することができる。

なお、「BUILDAR」アプリは一般配布などは行わず、ハウスメーカーやデベロッパーその他業種の法人と契約し提供する形を想定しているという。