ガーラ、3Qは売上高2%増、営業赤字は前年同期の3.5億円から2.2億円に縮小 『Flyff Legacy』が国内外で寄与 国内は『Arcane』の売上が減少

ガーラ<4777>は、2月9日、2018年3月期の第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表、売上高5億4400万円(前年同期比2.4%増)、営業損益2億2700万円の赤字(前年同期3億5400万円の赤字)、経常損益2億2200万円の赤字(同3億6600万円の赤字)、四半期純損益2億2700万円の赤字(同3億6100万円の赤字)と増収、赤字幅縮小となった。
 

・日本…売上高1億9500万円(前年同期比31.9%減)、セグメント損益1億2700万円の赤字(前年同期3億4100万円の赤字)
子会社Gala Labが開発したスマートフォンゲームアプリ『Flyff Legacy(フリフレガシー)』の日本語版を、子会社ガーラジャパンが2017年9月より配信開始した。『Flyff Legacy』は配信後の売上高は概ね順調に推移しているが、2016年5月から配信している『Arcane(アーケイン)』の売上が減少した。また、『Arcane』に係るマーケティング活動費用が減少し、販売費および一般管理費が減少し、赤字幅が縮小した。

・韓国…売上高4億2400万円(同32.7%増)、セグメント損益9600万円の赤字(前年同期7300万円の赤字)
Gala Labの主力タイトル『Rappelz(ラペルズ)』および『Flyff Online(フリフオンライン)』のユーザーへのアイテム販売が減少した。スマートフォンアプリ事業は、『Flyff Legacy』について、2017年5月にフィリピン、オーストラリア、ニュージーランド、タイ、ベトナムおよびインドネシアにて英語版を、2017年9月に台湾、香港及びマカオにて中国語版を、同月にタイにてタイ語版を配信開始した。2017年12月には韓国語版をリニューアルし、『Flyff Remaster(フリフ リマスター)』として配信開始した。また、2017年9月にアメリカ、カナダ、バハマなどで英語版を、2017年12月にヨーロッパで英語版、ドイツ語版、フランス語版を配信開始した。

一方で、Gala Labが、韓国のRed Sahara Studioが開発したRPG『Immortal Warrior(日本リリース名:エターナルヒーロー)』のMMORPG版を開発することとなり、開発に係る人件費などが増加した。

なお、2018年3月期の業績予想については非開示。スマートフォンアプリ事業において、アプリの開発やダウンロード配信が予定通りに進まない可能性や、配信開始後の課金収入の予測が極めて困難であることなどから公表を差し控えるとしている。
株式会社ガーラ
http://www.gala.jp/

会社情報

会社名
株式会社ガーラ
設立
1993年9月
代表者
代表取締役 グループCEO キム・ヒョンス
決算期
3月
直近業績
売上高14億9700万円、営業損益2億9600万円の赤字、経常損益2億6200万円の赤字、最終損益2億3000万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4777
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