エイベックス<7860>は、2月8日、第3四半期(17年4~12月)の連結を発表し、売上高1210億円(前年同期比1.6%減)、営業利益46億円(同22.4%増)、経常利益48億円(同60.7%増)、最終利益21億円(同124倍)と減収増益となった。
音楽ソフト作品の販売が増加したものの、デジタル事業の一部不採算サービスが終了したことで減収になった。これによって収益性が大きく改善し、営業増益となった。経常利益については投資事業組合運用益が増えたこと、持分法による投資損失が大きく減少したことによる。最終利益も大きく伸びたが、前年同期に計上した「繰延税金資産の計上が認められない費用」が今期は発生しなかった。
また、アニメ事業に関しては売上高が前年同期比19.6%減の106億円、営業利益は48.1%減の13億円と大幅な減益となった。DVDとBlu-rayの販売枚数は53万8000枚で前年同期の90万6000枚から大きく減らした。売上高も37億円と前年同期の60億円から37%減らした格好だ。前年の『おそ松さん』に匹敵するヒットが出なかった。ノンパッケージの売上高は同4.9%減の69億円となった。
なお、2018年3月通期は、売上高1620億円(前期比0.3%増)、営業利益73億円(同27.4%増)、経常利益71億円(同58.5%増)、最終利益28億円(黒字転換)を見込む。
音楽ソフト作品の販売が増加したものの、デジタル事業の一部不採算サービスが終了したことで減収になった。これによって収益性が大きく改善し、営業増益となった。経常利益については投資事業組合運用益が増えたこと、持分法による投資損失が大きく減少したことによる。最終利益も大きく伸びたが、前年同期に計上した「繰延税金資産の計上が認められない費用」が今期は発生しなかった。
また、アニメ事業に関しては売上高が前年同期比19.6%減の106億円、営業利益は48.1%減の13億円と大幅な減益となった。DVDとBlu-rayの販売枚数は53万8000枚で前年同期の90万6000枚から大きく減らした。売上高も37億円と前年同期の60億円から37%減らした格好だ。前年の『おそ松さん』に匹敵するヒットが出なかった。ノンパッケージの売上高は同4.9%減の69億円となった。
なお、2018年3月通期は、売上高1620億円(前期比0.3%増)、営業利益73億円(同27.4%増)、経常利益71億円(同58.5%増)、最終利益28億円(黒字転換)を見込む。
会社情報
- 会社名
- エイベックス株式会社
- 設立
- 1988年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 松浦 勝人/代表取締役社長CEO 黒岩 克巳/代表取締役CFO 林 真司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1333億8700万円、営業利益16億3300万円、経常利益15億0600万円、最終利益9億8700万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7860