エディア<3935>とSPJは、本日(3月12日)より、AI(人工知能)関連技術(機械学習、ディープラーニング、自然言語処理、ビッグデータ解析など)を活用した次世代カーナビ・ゲームなどの開発を目的とする共同研究開発を開始した。
本共同研究開発により、ユーザーの行動・会話をAIが学習し、ユーザー毎の趣味・趣向に合わせて自動で進化・最適化した世界観・キャラクターを形成するサービスの提供を目指していく。本共同研究開発では、多彩なスマホゲームやナビアプリを運営・開発するエディアが商品またはサービスの企画・学習データの収集を担当し、AIソリューション企業であるSPJがAI関連技術の支援を行うことで、主に以下のサービス開発を目指す。
●【第1弾】徒歩・カーナビアプリ『MAPLUS+声優ナビ』の音声操作・対話エンジン
『MAPLUS+声優ナビ(以下「MAPLUS+」)』は、人気声優が演じるキャラクターがナビゲートする徒歩・カーナビアプリ。MAPLUS+独自のオタク・ネットスラング用語を用いた音声対話・音声操作を高精度で実現するための対話エンジンを共同開発する(2018年内にリリース予定)。
●【第2弾】会話・行動を学習し、ユーザー固有の性格に育つメイドカーナビAI
ユーザーをナビゲートするメイドキャラクター(AI)がユーザーとの対話や行動、メイドキャラクターとの親密度、ユーザーの趣味・趣向を学習し、そのユーザー固有の性格に育つメイドカーナビAIを開発し、MAPLUS+に搭載する(2018年内にリリース予定)。
その他、以下の共同研究開発も順次行っていく予定だ。
●MAPLUS+以外の商品・サービスへのAI適用(ユーザーの現実世界およびサービス上の行動履歴、趣味・趣向をAIに学習させ、ユーザー毎に最適化した世界観・キャラクターの自動生成機能等)
●各商品・サービスのユーザーの行動履歴等のビッグデータを学習・解析した、商品、サービス、ゲーム内アイテム等のリコメンドエンジン
●各商品・サービスのグローバル展開(英語圏、中国語圏、スペイン語圏など)
※【機械学習】人間が自然に行なっている学習能力と同じ機能をコンピューターで実現しようとする一連の手法。
※【ディープラーニング】人間の神経細胞のような多層構造のネットワークを用いた機械学習で、複雑かつ膨大なデータの処理が可能。
※【自然言語処理】人間が日常的に使っている自然言語をコンピューターに処理させる一連の技術であり、AIと言語学の一分野。
※【ビッグデータ】一般的なデータ管理・処理ソフトウエアで扱うことが困難なほど巨大で複雑なデータの集合。
会社情報
- 会社名
- 株式会社エディア
- 設立
- 1999年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 賀島 義成
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 売上高32億7700万円、営業利益1億6100万円、経常利益1億5800万円、最終利益1億5000万円(2024年2月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3935