【ゲーム株概況(3/30)】グループ再編によるシナジー期待でベクターがS高 外資格上げのコナミHDが大幅高、格下げのカプコンは売られる
3月30日の東京株式市場では、日経平均株価は続伸し、前日比295.22円高の2万1454.30円で取引を終えた。前日の米国市場でハイテク株が買われた流れを受け、国内市場も半導体関連銘柄などに買いが先行した。ただ、この日は海外が聖金曜日で休日となっていることも多く、商いは低調だった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ベクター<2656>に朝方から買いが先行し、ストップ高に張り付いた。ベクターは、前日3月29日にソフトバンクグループのグループ再編の一環でソフトバンクの子会社になったと発表(関連記事)したことが材料視されている。再編により、グループ各社との事業シナジーが発揮されることへの期待が先行しているようだ。
また、イグニス<3689>やドリコム<3793>、ガンホー<3765>などが買われ、大手ゲームではコナミHD<9766>の上げが目立った。コナミHDは、クレディ・スイス証券が投資評価を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げし、目標株価も7200円から7300円に引き上げたことが評価材料となった。
一方、そのクレディ・スイス証券が投資評価を「ニュートラル」から「アンダーパフォーム」に格下げしたカプコン<9697>が売られ、サイバーエージェント<4751>やアカツキ<3932>、コロプラ<2121>などもさえない。
■関連銘柄
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ベクター<2656>に朝方から買いが先行し、ストップ高に張り付いた。ベクターは、前日3月29日にソフトバンクグループのグループ再編の一環でソフトバンクの子会社になったと発表(関連記事)したことが材料視されている。再編により、グループ各社との事業シナジーが発揮されることへの期待が先行しているようだ。
また、イグニス<3689>やドリコム<3793>、ガンホー<3765>などが買われ、大手ゲームではコナミHD<9766>の上げが目立った。コナミHDは、クレディ・スイス証券が投資評価を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げし、目標株価も7200円から7300円に引き上げたことが評価材料となった。
一方、そのクレディ・スイス証券が投資評価を「ニュートラル」から「アンダーパフォーム」に格下げしたカプコン<9697>が売られ、サイバーエージェント<4751>やアカツキ<3932>、コロプラ<2121>などもさえない。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社べクターホールディングス
- 設立
- 1989年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 渡邊 正輝/代表取締役副社長 加藤 彰宏
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2656
会社情報
- 会社名
- コナミグループ株式会社
- 設立
- 1973年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 上月 景正/代表取締役社長 東尾 公彦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3603億1400万円、営業利益802億6200万円、最終利益591億7100万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム(ロンドン証券取引所にも上場)
- 証券コード
- 9766