グリー<3632>は、本日(8月5日)、中国Tencentがフィーチャーフォンとスマートフォン向けプラットフォーム「Tencent Wireless Open Platform for Community」の提供を開始する、と発表した。
Tencent社の新しいプラットフォームは、「GREE Platform」と仕様が共通化されており、GREEの開発パートナーとTencentの開発パートナーは、その開発ノウハウを活用し、相互のソーシャルゲームプラットフォームで提供することができる、としている。
また、サービスのローカライズやデバック・多端末検証については、すでにTencentとグリーが豊富な実績とノウハウを持つサービス事業者と提携。開発パートナーは提携業者を使うことで、早期に両プラットフォームでアプリが提供できるとのこと。
なお、コーエーテクモゲームスがTencentのプラットフォームでソーシャルゲームの第一弾として「100万人の三國志」を、タイトーが「SPY WARS」を今秋にもリリースする予定。逆にTencentプラットフォームから、Beijing Moca World Techonologyが日本向けソーシャルゲームをリリースする予定だ。SAPの取り分は収益の25%になる模様。
会社情報
- 会社名
- グリー株式会社
- 設立
- 2004年12月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 田中 良和
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高613億900万円、営業利益59億8100万円、経常利益71億2300万円、最終利益46億3000万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3632