1月24日付けの日本経済新聞朝刊は、ソニー<3758>がNTTドコモの携帯回線を搭載したゲーム機を年内に投入する、と報じている。
報道によれば、ドコモ回線を搭載するのは「プレイステーション・ポータブル(PSP)」の次期モデルで、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が開発を進めている、とのこと。
通話はできないが、ドコモのサービス地域なら、遠隔地の友人と対戦したり、ゲームや動画などのコンテンツがダウンロードできるという。さらにゲーム機には、新たにタッチパネル操作や、従来より大型の有機ELの画面も搭載。
価格は、未定だが、現行モデル(1万6800円)より高く設定される見通し。
また、SCEでは、別途、携帯電話にゲーム機能を加えた端末の開発も進めるという。十字キーなどが搭載され、複雑な操作ができるようにした機種になるようだ。Android OSを搭載し、ゲーム以外のソフトも使えるようにする。
なお、ソニーでは、スマートフォンがゲーム機の市場を侵食しているため、携帯とゲーム機の両方の特徴を備えた端末で対抗する、としている。