ハピネット<7552>は、5月11日、2018年3月期の連結決算を発表し、売上高1976億円(前の期比13.5%増)、営業利益48億円(同30.0%増)、経常利益47億円(同35.1%増)、最終利益40億円(同97.6%増)だった。大幅な増益となったが、同社では、「Nintendo Switch」のハードと関連ソフトが好調に推移したことに加え、映像音楽事業で一部ヒット商品に恵まれたため、としている。またSRAとの訴訟の控訴審判決に伴い、受取賠償金を特別利益として計上した。
各セグメント別の状況は以下のとおり。
①玩具事業
売上高714億円(同3.2%減)、セグメント利益は24億円(同19.0%減)だった。バンダイの「仮面ライダービルド」や「HUGっと!プリキュア」などの一部商材は好調に推移したが、最大の商戦期であります年末商戦において、ビデオゲームの好調が玩具に影響した。
②映像音楽事業
売上高424億円(同21.7%増)、セグメント利益8億円(同110.9%増)だった。星光堂の音楽映像パッケージの卸売に関して有する権利義務の一部を会社分割により承継したことや、映画「君の名は。」や自社作品である映画「キセキ―あの日のソビト―」などのパッケージが好調に推移した。
③ビデオゲーム事業
売上高631億円(同40.9%増)、セグメント利益は11億円(同207.0%増)だった。「Nintendo Switch」のハード及び「スプラトゥーン2」や「スーパーマリオオデッセイ」などの関連ソフトが大ヒットしたことや、「PlayStation4」のソフト「モンスターハンター:ワールド」などが好調に推移した。
④アミューズメント事業
売上高206億円(同0.1%減)、セグメント利益16億円(同31.0%増)だった。カードゲーム商材は低調に推移したものの、カプセル玩具は高速道路のサービスエリアや駅構内、大型ショッピングモールなどの優良ロケーションを獲得したことに加え、仮面ライダー関連商品などが好調に推移した。利益面では、オペレーションの効率化や、ロケーションの見直しなどを図ったことが奏功した。
続く2019年3月期は、売上高2300億円(同16.4%増)、営業利益50億円(同4.0%増)、経常利益48億円(同2.1%増)、最終利益32億円(同20.6%減)を見込む。
各セグメント別の状況は以下のとおり。
①玩具事業
売上高714億円(同3.2%減)、セグメント利益は24億円(同19.0%減)だった。バンダイの「仮面ライダービルド」や「HUGっと!プリキュア」などの一部商材は好調に推移したが、最大の商戦期であります年末商戦において、ビデオゲームの好調が玩具に影響した。
②映像音楽事業
売上高424億円(同21.7%増)、セグメント利益8億円(同110.9%増)だった。星光堂の音楽映像パッケージの卸売に関して有する権利義務の一部を会社分割により承継したことや、映画「君の名は。」や自社作品である映画「キセキ―あの日のソビト―」などのパッケージが好調に推移した。
③ビデオゲーム事業
売上高631億円(同40.9%増)、セグメント利益は11億円(同207.0%増)だった。「Nintendo Switch」のハード及び「スプラトゥーン2」や「スーパーマリオオデッセイ」などの関連ソフトが大ヒットしたことや、「PlayStation4」のソフト「モンスターハンター:ワールド」などが好調に推移した。
④アミューズメント事業
売上高206億円(同0.1%減)、セグメント利益16億円(同31.0%増)だった。カードゲーム商材は低調に推移したものの、カプセル玩具は高速道路のサービスエリアや駅構内、大型ショッピングモールなどの優良ロケーションを獲得したことに加え、仮面ライダー関連商品などが好調に推移した。利益面では、オペレーションの効率化や、ロケーションの見直しなどを図ったことが奏功した。
■2019年3月期の見通し
続く2019年3月期は、売上高2300億円(同16.4%増)、営業利益50億円(同4.0%増)、経常利益48億円(同2.1%増)、最終利益32億円(同20.6%減)を見込む。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ハピネット
- 設立
- 1969年6月
- 代表者
- 代表取締役会長兼最高経営責任者 苗手 一彦/代表取締役社長兼最高執行責任者 榎本 誠一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3504億6100万円、営業利益86億7900万円、経常利益89億7400万円、最終利益65億8100万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7552