「スマホアプリの動画広告」はTVCMよりも不快?! ジャストシステム、動画と動画広告の定点調査を発表



ジャストシステム<4686>は、本日5月23日、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『動画&動画広告 月次定点調査(2018年4月度)』の結果を発表した。この調査は、 15歳~69歳の男女1100名を対象にしたもので、集計データとしてまとめた全67ページの調査結果レポートを「Marketing Research Camp」の自主調査レポートページで配信している。


 
【調査結果の概要】     

■「スマホアプリの動画広告」は、 テレビCMよりも不快感を持つ
「YouTube」「LINE」「Facebook」などといったプラットフォームごとに、 配信される動画広告をどう思うかについて聞いたところ、 「テレビCMと比べて不快感を持つことが多い」と答えた人の割合が最も高かったのは「(YouTubeやLINE、 Facebookなど以外の)その他のスマートフォンアプリ」(47.7%)、 次いで「インターネットのWebサイト」(47.5%)でした※。 
※「テレビCMより時折不快感を持つことがある」「テレビCMより不快感を持つことが多い」の合計。 


■動画配信サービス利用者の半数は、 「動画より、 テレビのエンタメ」を長時間視聴
月額制動画配信サービスの利用者に、 配信される動画コンテンツとテレビのエンタメ番組では、 どちらの視聴時間が長いかを聞いたところ、 「テレビの方が長い」と答えた人は51.0%、 「月額制動画配信サービスの方が長い」と答えた人は30.2%、 「同じくらい」と答えた人は15.6%でした。 
※ニュースを除く、 バラエティ番組やドラマ、 特番など。 


■10代の動画コンテンツ視聴時間は、 1日あたり約86分
週に1日(回)以上、 動画コンテンツ※を視聴している人の平均的な動画コンテンツ視聴時間は、 1日あたり約58分でした。 若年層の方が動画コンテンツを長時間視聴する傾向にあり、 10代は1日あたり約86分視聴していました。 
※有料コンテンツを除く、 動画投稿サイトやSNSにおける無料の動画コンテンツや動画広告。 


■10代スマートフォン利用者の約3割は、 1週間に1日(1回)以上、 動画を撮影
スマートフォンで動画撮影をする人のうち、 1週間に1日(1回)以上、 動画撮影をする人は23.8%でした。 10代では28.2%、 20代が29.6%、 30代では30.5%でした※。 
※「ほぼ毎日撮影している」「1週間に2~3日は撮影している」「1週間に1日は撮影している」の合計。 


■20代の約3割が、 自ら撮影したライブ動画を配信
ライブ動画を視聴したことがある人のうち、 自ら撮影したライブ動画を日常的に「配信している」と回答した人の割合は16.3%でした※。 「配信している」と回答した人の割合が最も高かったのは20代(28.0%)で、 次いで10代(22.3%)でした※。 
※「ライブ動画をよく配信する」「ライブ動画をときどき配信する」の合計。 


 
【調査の実施概要】(プレスリリースより)
    
調査名:『動画&動画広告 月次定点調査 (2018年4月度)』
調査期間 :2018年4月20日(金)~4月29日(日)
調査対象 :15歳~69歳の男女1,100名
質問項目 :
・動画コンテンツの視聴状況を教えてください。 
・1日あたりの平均的な動画視聴時間を教えてください。 
・動画コンテンツを視聴するデバイスを教えてください。 
・動画コンテンツを視聴するプラットフォームを教えてください。(YouTube/LINE/Facebook/Instagram/Twitter/MixChannel/Snapchat/SNOW/ツイキャス/   ニコニコ/そのほかのSNS)
・動画コンテンツの投稿状況を教えてください。 
・動画コンテンツをスマートフォンで視聴する際の向きを教えてください。 
・今月、 視聴した動画のジャンルを教えてください。 
・月額制動画配信サービスの利用状況を教えてください。 
・スマートフォンでの動画撮影の状況を教えてください。 
・「テレビCM」と比較した際の不快感について考えを教えてください。 (YouTube/LINE/Facebook/Instagram/Twitter/MixChannelなど10項目)