【ゲーム株概況(5/28)】エムアップの子会社との提携材料にコムシードが連日のS高　アクセルM、モバファク堅調　前週急騰のベクターに利食い売り

5月28日の東京株式市場では、日経平均株価は小幅続伸。前日比30.30円高の2万22481.09円で取引を終えた。中止になると見られた米朝首脳会談が6月12日開催に向けて再調整の動きとなったことを受けて地政学的リスクへの過度の警戒感が後退した。ただ、方向感に乏しく商いは低調だった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、名証セントレックスに上場のコムシード<3739>が前週末に続いてストップ高となった。コムシードは、前週末の15時にエムアップ<3661>の連結子会社WEAREと資本業務提携を実施することを発表したことが材料視された。

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また、アクセルマーク<3624>がブロックチェーン関連の循環物色の流れで買いが集まった。5月22日に信用取引に関する臨時措置が解除されたことで短期資金も集まりやすくなっているようだ。同じく関連銘柄としてモバイルファクトリー<3912>も堅調だった。

他方、ベクター<2656>がさえない。ソフトバンクとアプリ取り放題サービス「App Pass」の運用受託に関する提携契約を締結したと発表したことを手がかりに先週は年初来高値を更新する場面もあったが、引き続き利食い売りに押されたようだ。



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