音声合成エンジンを手がけるエーアイが6月27日、東証マザーズに上場する。市場コードは「4388」で、主幹事証券はSBI証券。
「音声技術」には、主に音声を認識する技術(音声認識)とテキスト情報を音声に変換する技術(音声合成)があるが、同社は、設立以来、音声合成に特化して事業を展開している。機械音声ではなく、人の声を合成する「コーパスベース音声合成技術」をベースに、独自に研究開発を行った音声合成エンジン「AITalk」を提供している。
音声合成エンジンを利用する顧客企業は通信、防災、金融、鉄道・交通、車載、ゲーム、観光、自治体、図書館など多岐に渡り、この数年、IoTやロボットの普及、観光客の増加に伴い、音声認識と意図解釈を組み合わせた対話ソリューション、翻訳と多言語音声合成を組み合わせた音声翻訳ソリューションとして利用されるケースが増えているという。
業績も良好だ。2017年3月期の業績は、売上高が4億5100万円(前の期比4.7%増)、営業利益1億1500万円(同30.9%増)、経常利益1億1600万円(同30.3%増)、最終利益7600万円(同18.2%増)だった。2018年3月期は第3四半期まで開示しており、売上高4億1100万円、営業利益1億0300万円、経常利益1億0400万円、最終利益7400万円だった。
第3四半期までの累計の主な販売先は、NTTドコモが全体の売上の14.2%にあたる5800万円、AHSが同12.4%の5000万円となる。
なお、手取り概算金については、公募(新株発行)で12万株、公募(自己株処分)で6万7000株、想定価格800円で弾くと、1億3300万円となる。さらに第三者割当増資の手取概算額上限6200万円を加えると、1億9600万円を調達する見通し。ただし、ブックビル仮条件が900~1000円となっており、想定を上回りそうだ。
調達資金の使途は以下のとおり。
①既存の音声合成エンジンの改善、次世代音声合成技術の開発及び多言語向け音声合成エンジン等の研究開発費として1億5500万円(2019年3月期:8000万円、2020年3月期:7500万円)
②今後の事業規模拡大のための優秀な人材の確保等を目的とした採用費及び人件費等として4100万円(2019年3月期:2000万円、2020年3月期:2100万円)
ちなみに、想定価格に基づく時価総額は38億7200万円となる。
「音声技術」には、主に音声を認識する技術(音声認識)とテキスト情報を音声に変換する技術(音声合成)があるが、同社は、設立以来、音声合成に特化して事業を展開している。機械音声ではなく、人の声を合成する「コーパスベース音声合成技術」をベースに、独自に研究開発を行った音声合成エンジン「AITalk」を提供している。
音声合成エンジンを利用する顧客企業は通信、防災、金融、鉄道・交通、車載、ゲーム、観光、自治体、図書館など多岐に渡り、この数年、IoTやロボットの普及、観光客の増加に伴い、音声認識と意図解釈を組み合わせた対話ソリューション、翻訳と多言語音声合成を組み合わせた音声翻訳ソリューションとして利用されるケースが増えているという。
業績も良好だ。2017年3月期の業績は、売上高が4億5100万円(前の期比4.7%増)、営業利益1億1500万円(同30.9%増)、経常利益1億1600万円(同30.3%増)、最終利益7600万円(同18.2%増)だった。2018年3月期は第3四半期まで開示しており、売上高4億1100万円、営業利益1億0300万円、経常利益1億0400万円、最終利益7400万円だった。
第3四半期までの累計の主な販売先は、NTTドコモが全体の売上の14.2%にあたる5800万円、AHSが同12.4%の5000万円となる。
なお、手取り概算金については、公募(新株発行)で12万株、公募(自己株処分)で6万7000株、想定価格800円で弾くと、1億3300万円となる。さらに第三者割当増資の手取概算額上限6200万円を加えると、1億9600万円を調達する見通し。ただし、ブックビル仮条件が900~1000円となっており、想定を上回りそうだ。
調達資金の使途は以下のとおり。
①既存の音声合成エンジンの改善、次世代音声合成技術の開発及び多言語向け音声合成エンジン等の研究開発費として1億5500万円(2019年3月期:8000万円、2020年3月期:7500万円)
②今後の事業規模拡大のための優秀な人材の確保等を目的とした採用費及び人件費等として4100万円(2019年3月期:2000万円、2020年3月期:2100万円)
ちなみに、想定価格に基づく時価総額は38億7200万円となる。
会社情報
- 会社名
- エーアイ