CA子会社のAIメッセンジャー、LINEと次世代型チャットカスタマーサポートを推進するプロジェクト開始 問い合わせをしない若年層の声を拾う

サイバーエージェント<4751>は、アドテクノロジー事業において、人工知能を活用したチャットボット事業を行う子会社AIメッセンジャーがLINE<3938>と共同でチャットに特化した次世代型チャットカスタマーサポートを推進するプロジェクトの開始を発表した。

昨今、カスタマーサポート領域におけるユーザーのデジタルシフトは高まっており、従来の通話によるカスタマーサポートは根強いニーズがあるものの、LINEを始めとするチャットによるカスタマーサポートを導入した結果、これまで問い合わせをしなかった若年層を始めとするサイレントカスタマーの声が顕在化するなどの変化が生じているという。

AIメッセンジャーでは人工知能を活用したチャットプラットフォーム「AI Messenger」を提供し、以前よりLINEの法人向けカスタマーサポートサービス「LINE カスタマーコネクト」とのパートナー連携を通して「LINE カスタマーコネクト」が提供する全ての機能に対応するなど、次世代型チャットカスタマーサポートの推進している。

今回のプロジェクトでは、AIメッセンジャーはLINEとより一層の協力体制を構築し、チャットに特化した次世代型チャットカスタマーサポートの推進を目的に下記の共同プロジェクトを行なっていく。

①両社が保有するリソースの相互活用による新商品の開発

業界・業種特化型のチャットを用いたカスタマーサポートサービス企画立案、サービス構築の共同提案など両社が保有するリソースの相互活用による独自サービスの開発・提案。


②オペレーターと人工知能を掛け合わせたチャットサービスの共同運営及び新商品開発

AIメッセンジャーが保有するチャットオペレーター組織「沖縄チャットセンター」のLINEとの共同運営および、チャットオペレーターを活用した新商品の共同開発する。


③LINE カスタマーコネクトにおける共同マーケティング

次世代型チャットカスタマーサポート「LINE カスタマーコネクト」のマーケティングにおける協業と、LINE 公式アカウントによるチャットカスタマーサポートの普及推進する。

AIメッセンジャーではこれらの取り組みを通して、チャットコミュニケーションに特化した次世代型チャットカスタマーサポートの開発・運営に努め、2019年3月までにAIメッセンジャーにて「LINE カスタマーコネクト」を活用する新規導入企業数100社を目指すとともに、引き続き人工知能研究による更なるサービス開発・拡充を図っていく。

 
株式会社サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サイバーエージェント
設立
1998年3月
代表者
代表取締役 藤田 晋
決算期
9月
直近業績
売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4751
企業データを見る