新会社バンダイナムコアミューズメントラボが10月に設立 VRや最新アーケードなどリアルエンタメ機器専門の開発集団

バンダイナムコアミューズメントは、VRアクティビティや最新技術を駆使した業務用ゲーム機など、各種アミューズメント機器の研究と企画開発を専門に行う「株式会社バンダイナムコアミューズメントラボ」を2018年10月1日付で設立すると発表した。

新会社の設立は、リアルな場を活用し、バンダイナムコならではの施設やサービス、機器などのコンテンツの提供を行うリアルエンターテインメント事業強化の一環として実施するものと説明している。

背景には、近年、テーマパークをはじめとするエンターテインメント施設では、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)、MR(複合現実)などの技術を用いたアトラクションやアクティビティのニーズが高まっているためとのこと。

バンダイナムコスタジオの業務用分野における企画からソフト、ハードの開発、ネットワーク開発、運営までの一連の機能を分社化し、リアルエンターテインメント施設のコンテンツに特化してスピードと品質を高次元で両立する研究開発体制に再構築することで、バンダイナムコが提供するリアルなエンターテインメント体験の進化を図るという。


■新会社の概要(予定)
【商号】 株式会社バンダイナムコアミューズメントラボ(BANDAI NAMCO Amusement Lab Inc.)
【設立日】 2018年10月1日
【資本金】 1000万円
【本社所在地】 東京都江東区永代2-37-25 バンダイナムコスタジオ本社内
【取締役候補】 代表取締役社長 萩原 仁/取締役 清嶋 一哉/取締役 堀内 美康
【監査役候補】 名村 宏
【従業員数】 約160名(予定)
【株主構成】 株式会社バンダイナムコアミューズメント 100%
【主な事業】 リアルエンターテインメント施設向けコンテンツおよびアミューズメント機器関連の研究、企画開発に関する業務