7月30日～8月3日のApp Store売上ランキングの動きを振り返ってみよう。この週は、月初を挟んだことからランキングの入れ替わりが多くあった。その中でも月初の切り替わりでCygamesの『グランブルーファンタジー』が大きく順位を伸ばした。
同タイトルでは7月31日に新たなキャラクター解放武器が登場するレジェンドフェスを開催、今後も『ラブライブ！サンシャイン!!』や『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS :Ｍ∀ＲＳ』とのコラボも控えており期待は非常に高い。
また『Fate/Grand Order』と『モンスターストライク』のトップ争いが多く続くなか、『荒野行動』が8月2日に首位を獲得したのも象徴的だった。同タイトルではTVアニメ「進撃の巨人」とのコラボが功を奏したもようだ。
また、サンボーンジャパンが8月1日にリリースしたばかりの最新作『ドールズフロントライン』が翌日には42位にランクインした。銃器を萌え擬人化した、終末的な世界観を特徴とする育成＆戦略シミュレーションRPGである本作は、紆余曲折を経てようやく待望のリリースを迎えた。さらに、8月3日に21位まで上昇、本日は18位と、好調なスタートを切ったと言えるだろう。
■7月30日
7月30日はApp Storeの売上ランキング（ゲームカテゴリー）は、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が首位に立った。
『FGO』は、7月30日のリリース3周年を記念した10大キャンペーンを実施（関連記事）しており、その中で期間限定を含む★5(SSR)サーヴァント1騎確定の10回召喚「Fate/Grand Order Fes. 2018 ～3rd Anniversary～福袋召喚(クラス別)」を開催していることなどが売り上げに貢献しているようだ。
また、レベルファイブとNHN PlayArtの『妖怪ウォッチ ぷにぷに』が土曜日の34位から23位まで上昇し、トップ30に復帰した。『妖怪ウォッチ ぷにぷに』は、7月28日より、10連でSSランクが1体以上確定で出現する「サマーニャンボガシャ」が登場していることなどが順位を押し上げたもよう。
ほか、Com2uSの『サマナーズウォー: Sky Arena』やGlee Gamesの『放置少女～百花繚乱の萌姫たち～』などもトップ30に復帰した。
■7月31日
月末を迎えた31日は、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が首位をキープした。
上位陣では、ガンホー<3765>の『パズル＆ドラゴンズ』が前日の20位から3位に上昇してきた。『パズドラ』は、7月30日より、「ガンホーコラボ」を開催（関連記事）しており、「魔法石6個！ガンホー コラボガチャ」に『クロノマギア』の「神道花梨」や、『サモンズボード』の「焔翼神獣ラルグ」などが登場していることが順位を押し上げたもよう。
また、NHN PlayArtとドワンゴの『#コンパス～戦闘摂理解析システム～』が前日の46位から4位に飛び込んできた。『#コンパス』は、TVアニメ「殺戮の天使」とのコラボイベントを7月30日のメンテナンス後より開始（関連記事）しており、新ヒーロー「ザック＆レイチェル」か「殺戮の天使」コラボ衣装が必ず出現するコラボガチャを実施していることが売り上げにつながっているようだ。
ほか、Cygamesの『シャドウバース』や、コナミデジタルエンタテインメントの『ワールドサッカーコレクションS』がトップ30に復帰した。
■8月1日
月初を迎えたこの日、『Fate/Grand Order』、『モンスターストライク』、『荒野行動』がTOP3だった。また1日ということもあり、上位30タイトル中、11タイトルがTOP30復帰組となるなど入れ替わりが多かった。Cygamesの『グランブルーファンタジー』が41ランクアップの8位と順位を上げた。
昨日より、Sレア「オリヴィエ（水着バージョン）」が登場するレジェンドフェスを開始するとともに、期間限定で「ヴァジラスキンセット」と「アンチラスキンセット」の販売を開始しており、売上を伸ばしているもようだ。このほか、サマーギフトキャンペーンや「グラブルお中元リアルガチャ」と注目キャンペーンも行っている。
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同じCygamesの『プリンセスコネクト！Re:Dive』も24ランクアップの10位に入った。ストーリーイベント「タマキとミフユの無人島０ルピ生活」を開始するとともに、期間限定キャラ「キャル（サマー）」が登場するピックアップガチャを開始しており、ユーザーから好評のようだ。
KLab<3656>もTOP30に2タイトル入るなど好調だ。『BLEACH Brave Souls』が11位に入った。3周年を記念したブレイブソウルガチャとともに、★5「黒崎一護」「ユーハバッハ」「四楓院夜一」「浦原喜助」が登場する「ステップアップ千年血戦篇ガチャ―未来―」を実施している。また、15位に入った『キャプテン翼～たたかえドリームチーム～』では、【SSR】カール・ハインツ・シュナイダーが登場する「ドリームフェス」を開催しており、売上を伸ばしているようだ。
■8月2日
この日の10時現在App Storeの売上ランキング（ゲームカテゴリー）は、NetEase Gamesの『荒野行動』が首位を獲得した。
『荒野行動』は、8月1日より、TVアニメ「進撃の巨人」と第一弾コラボを開始（関連記事）しており、キャラクターの専用服の販売などを実施していることが売り上げに大きく貢献しているもよう。
また、コナミデジタルエンタテインメントの『ウイニングイレブン2018』が前日の35位から12位に上昇し、トップ10に迫った。『ウイイレ2018』は、7月に世界中を熱狂させた選手たちを中心にピックアップしたスペシャルエージェントが8月1日5時より登場したことが順位を押し上げたようだ。
そして、この日は、まだトップ30圏外ではあるものの、サンボーンジャパンが8月1日にリリースしたばかりの最新作『ドールズフロントライン』が42位に入ってきた。銃器を萌え擬人化した、終末的な世界観を特徴とする育成＆戦略シミュレーションRPGである本作は、紆余曲折を経てようやく待望のリリースを迎えた格好だが、まずは順調なスタートを切ったと言えそうだ。
■8月3日
8月3日10時現在のApp Storeの売上ランキング（ゲームカテゴリー）は、NetEase Gamesの『荒野行動』が首位をキープした。
上位陣に動きが少ない中で、この日の最大のトピックスは、『ドールズフロントライン』が前日の42位から21位に上昇し、トップ30入りを果たしたことだ。8月1日にリリースされたばかりの本作だが、事前の期待通りに着実に順位を上げてきている。なお、ゲーム内では、正式リリースに合わせて期間限定ガチャ「通じ合う心」を8月13日13時まで開催している。
また、コナミデジタルエンタテインメントの『プロ野球スピリッツA』が前日の36位から14位まで浮上した。『プロスピA』は、プロ野球の歴史に名を残す名選手たち「TS第4弾」が期間限定で登場する「タイムスリップセレクション」を8月2日より開始しており、売り上げを伸ばしているようだ。
ほか、Nianticの『ポケモンGO』や、レベルファイブとNHN PlayArtの『妖怪ウォッチ ぷにぷに』がトップ30に復帰した。
