楽天<4755>は、8月6日、グループ内の事業再編を行い、来年(2019年)4月1日より、楽天の展開する「楽天市場」を中心とするインターネット・サービス事業の多くを完全子会社である第二犬鷲に承継させ、商号を「楽天イーコマース株式会社(仮称)」に変更することを明らかにした。また、楽天カードを除くFinTech事業を展開する事業子会社については子会社である楽天カードなどの傘下に、MVNOを展開する事業については子会社の楽天モバイルネットワークに承継させるとのこと。
同社では、「楽天エコシステム」のさらなる成長・発展、ひいては企業価値の最大化を実現するためには、アカウンタビリティー(責務)をより明確化し、一層の経営効率化と全体最適視点での経営資源の配分を図ることで、機動的かつ柔軟な意思決定と業務執行を可能とするグループ体制に移行することが最適と考えた、としている。各グループ企業では、さらなるアントレプレナーシップの醸成・活性化によりクリエイティビティー(創造性)にあふれたイノベーションの創出に邁進し、グループ間シナジーを最大化することで、顧客満足度の最大化を実現するサービスの提供を目指すという。
グループ体制は以下のようになる。
なお、今回の決定については、2019 年3月に開催予定の定時株主総会における分割契約の承認が得られること、監督官庁を含む関係者の合意が得られること、許認可等の取得その他各種法令又は契約上の手続が履践されること、その他事業に重大な支障が生じるおそれがないことが確認できることなどが実施条件になるとのこと。
同社では、「楽天エコシステム」のさらなる成長・発展、ひいては企業価値の最大化を実現するためには、アカウンタビリティー(責務)をより明確化し、一層の経営効率化と全体最適視点での経営資源の配分を図ることで、機動的かつ柔軟な意思決定と業務執行を可能とするグループ体制に移行することが最適と考えた、としている。各グループ企業では、さらなるアントレプレナーシップの醸成・活性化によりクリエイティビティー(創造性)にあふれたイノベーションの創出に邁進し、グループ間シナジーを最大化することで、顧客満足度の最大化を実現するサービスの提供を目指すという。
グループ体制は以下のようになる。
なお、今回の決定については、2019 年3月に開催予定の定時株主総会における分割契約の承認が得られること、監督官庁を含む関係者の合意が得られること、許認可等の取得その他各種法令又は契約上の手続が履践されること、その他事業に重大な支障が生じるおそれがないことが確認できることなどが実施条件になるとのこと。
会社情報
- 会社名
- 楽天グループ株式会社
- 設立
- 1997年2月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 三木谷 浩史
- 決算期
- 12月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4755