グリーとSupercellの特許紛争 グリーの請求を棄却 『クラッシュ・オブ・クラン』での特許侵害は認められず その他4件の訴訟は継続【追記】
東京地方裁判所は、9月6日、グリー<3632>とSupercellとの特許紛争における民事裁判において、原告であるグリーの請求を棄却、訴訟費用は原告の負担にするとの判決を言い渡した。
判決によると、Supercellが日本で配信中の『クラッシュ・オブ・クラン』において、グリーが保有する特許を侵害している可能性があるとして、『クラッシュ・オブ・クラン』で使用している特許について、1億円及びこれに対する2017年12月9日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで年5分の割合による金員を支払いを求めていた。
なお、グリーの発表したリリースによると、両社の特許紛争については、『クラッシュ・ロワイヤル』だけでなく、『クラッシュ・オブ・クラン』も対象となっており、配信差止の仮処分の申立を行う一方、損害賠償請求を順次行う、としていた。
【追記】
グリーによると、スーパーセルとの訴訟については、本訴になっている5件の内の1件の判決で、別に4件の訴訟が継続しているとのこと。それ以外に十数件の仮処分申請がされており、こちらも継続しているという。
【関連記事】
・グリー、Supercellとの特許紛争についてのコメントを公開 2016年9月に話し合いを提案 十数件の特許の使用差止の仮処分を申立て
・Supercell、『クラッシュロワイヤル』日本版から一部機能を削除 グリーと特許侵害の有無を巡って係争
判決によると、Supercellが日本で配信中の『クラッシュ・オブ・クラン』において、グリーが保有する特許を侵害している可能性があるとして、『クラッシュ・オブ・クラン』で使用している特許について、1億円及びこれに対する2017年12月9日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで年5分の割合による金員を支払いを求めていた。
なお、グリーの発表したリリースによると、両社の特許紛争については、『クラッシュ・ロワイヤル』だけでなく、『クラッシュ・オブ・クラン』も対象となっており、配信差止の仮処分の申立を行う一方、損害賠償請求を順次行う、としていた。
【追記】
グリーによると、スーパーセルとの訴訟については、本訴になっている5件の内の1件の判決で、別に4件の訴訟が継続しているとのこと。それ以外に十数件の仮処分申請がされており、こちらも継続しているという。
【関連記事】
・グリー、Supercellとの特許紛争についてのコメントを公開 2016年9月に話し合いを提案 十数件の特許の使用差止の仮処分を申立て
・Supercell、『クラッシュロワイヤル』日本版から一部機能を削除 グリーと特許侵害の有無を巡って係争
会社情報
- 会社名
- グリー株式会社
- 設立
- 2004年12月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 田中 良和
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高613億900万円、営業利益59億8100万円、経常利益71億2300万円、最終利益46億3000万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3632
会社情報
- 会社名
- Supercell