メタップス、18年8月期は2.14億円の営業赤字に転落 売上大幅増も事業拡大や新規事業への先行投資で

メタップス<6172>は、10月15日、2018年8月期の連結決算を発表し、売上高211億4100万円(前の期比55.8%増)、営業損益2億1400万円の赤字(前の期2億7800万円の黒字)、税引前損益3億1900万円の赤字(同2億7800万円の黒字)、最終損益4億5400万円の赤字(同2億6400万円の黒字)となり、増収・赤字転落となった。

 


同社では、ファイナンス関連事業が堅調に拡大したことにより、売上高が大幅に増加したものの、事業拡大や新規事業への投資に伴う人件費、外注費、M&Aに伴う買収費用など先行投資が負担となった、と説明している。

また、子会社が実施したInitial Coin Offering (ICO)において受領した対価を負債として認識し、約9.2億円を繰延収益として計上したとのこと。仮想通貨PLCの売却等による収益について、PLCの保有目的変更に伴い会計処理を変更し、計上しないこととなったという。新規事業等への投資費用のみが先行したそうだ。繰延収益については今後適切なタイミングで収益として認識する、とした。
株式会社メタップス
https://metaps.com/

会社情報

会社名
株式会社メタップス
設立
2007年9月
代表者
代表取締役社長 山﨑 祐一郎
決算期
12月
上場区分
東証グロース
証券コード
6172
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