App Annie、Google Playの10年を振り返るレポート 『パズドラ』がゲーム消費支出1位、『モンスト』『FGO』も上位に 『LINE』が非ゲーム系首位に

App Annieは、Android Marketの開設から10周年を迎えた『Google Play』の歴史を振り返るレポートを公開した。同社サイトから全文がダウンロードできるようになっている。

このレポートでは、 『Google Play』の「過去」と「今」や、 「10年間のダウンロード・消費支出ランキング」を発表し、 「2012年から2018年までの各年アプリトレンド」について分析をしている。App Storeとともにアプリ市場を語る上で欠かせない大きなプラットフォームであるGoogle PlayをApp Annieのデータで振り返っている。
 


■10年間で1000万本に近いアプリがGoogle Play内でリリース!
Googleは2012年3月、 Android Marketの名前をGoogle Playに変更し、アプリの最大許容サイズを拡大した。 その結果、 リリースされるアプリが増加し、 リッチなコンテンツを伴うゲームなどのアプリの品質が向上した。




■アプリダウンロード数、 消費支出ともに順調に伸長。 
特に消費支出では、 2015年対比、 2017年はほぼ倍増となった。




■非ゲーム系アプリは、 「サブスクリブション(定期購入)」の浸透により、 消費支出が大幅に増加!




■国別ダウンロード、 消費支出ランキングを発表!日本は累計の消費支出で第一位!




■2012年以降の総ダウンロード数・総消費支出ランキングを発表!
<ゲームアプリ>
ゲームアプリの世界ダウンロード数ランキングに関しては、 SubwaySurfersが1位となった。 3Dのアクションゲームとして人気が根強く、全世界でプレイされている。ゲームの世界消費支出については、 日本でも大人気の『パズル&ドラゴンズ』が1位、『モンスターストライク』が2位となった。『Fate/Grand Order』が5位、『Pokemon Go』が7位、『Lineage 2 Revolution』が8位に入っている。




<非ゲーム系アプリ>


非ゲーム系アプリの世界ダウンロード数ランキングでは、 Facebookが1位を獲得した。 Facebook社はダウンロード数ランキングの1~4位を独占した。 非ゲーム系の世界消費支出ランキングでは、 LINEが1位を獲得した。 


■2012年以降、 各年のGoogle Playの人気アプリトレンドを振り返る!



日本の人気ソーシャルプラットフォームがモバイルアプリで成功。バーチャルアバターとスタンプが、 ソーシャルカテゴリーにおけるマネタイズの道を開いた。




アジア太平洋地域のソーシャルプラットフォームがグローバル市場に進出。LINE、 KakaoTalk、 WeChatが、 国外市場でダウンロード数、 消費支出ともに好成績を収めた。 




LINEのアプリが消費支出トップ10に4本ランクイン。ダウンロード数では、 4つのメッセージングアプリが世界制覇を競った。




モバイルと抜群の相性を見せたマッチング系アプリ。Tinderが消費支出で成功し、 マッチング系アプリの世界的ブームを巻き起こした。




外出先でのメディア消費が急拡大。Snapchatがダウンロード数を急速に伸ばすとともに、 4Gネットワークの普及に伴うモバイル動画消費が拡大した。




動画プラットフォームがアプリストア課金で成功。サブスクリプションから少額決済まで。人気の動画ストリーミングアプリNetflixとHBO NOW、 そしてライブ配信アプリのBIGO LIVEとLive.meがアプリの消費支出を牽引した。




短尺動画プラットフォームが長期的な成功に布石を投じる。Tik TokとVigo Videoの成功により、 中国の人気ニュースプラットフォームToutiaoが世界の動画アプリダウンロードのランキングに姿を表した。


※注:
- 世界(中国を除く)のGoogle Playにおけるアプリランキングにゲームは含まれない。
- プリインストールアプリからのダウンロード数と消費支出は分析から除外。

 

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