アカツキ、傘下のエンターテインメント×テクノロジー特化型ファンド「AET Fund」がインドでのスタートアップ投資を開始

アカツキ<3932>は、傘下のエンターテインメント×テクノロジー特化型ファンド「AET Fund」がインド市場でのスタートアップ投資を開始したことを発表した。

(以下、プレスリリースより)

人口13億人超を抱え、かつその大半が30歳未満の若年層からなるインド市場は、今後エンターテインメント、メディア及びライフスタイル分野での消費が大きく加速すると考えられます。AET Fundは、日本及び米国でのエンターテインメントの事業・投資実績を最大限活用し、今後積極的にこの分野でインド市場に投資を行っていく予定です。

インド市場での投資テーマは「Entertainment and Delightful Lifestyle Change」とし、エンターテインメント領域を中心に、人々の彩り豊かな生活を実現するコンシューマ向けインターネットサービス及びコンシューマブランドに焦点を当てていきます。

■インド投資責任者の河村のコメント 
「我々は、今まさにインドでエンターテインメント、メディア、ライフスタイル市場が立ち上がる瞬間に立ち会っています。インドのスマートフォンユーザー数は3億人を超え、ここ2年で老若男女を問わず皆スマートフォンを片手にゲーム、SNS、動画視聴や買い物を楽しむようになりました。この大きな行動変化の波に乗って、毎月無数のスタートアップがこの領域で立ち上がっています。我々は現在ベンガルール、デリー、ムンバイを中心に、現地の起業家・投資家ネットワークを通じて紹介されるスタートアップとひと月に30社以上と投資面談をしていますが、特に感じるのは、彼ら彼女らの『インド発』のサービスやプロダクトによってこれらの市場を席巻したいという熱い想いです。現状これらの市場の大半は外国企業によって占められていますが、インドを知り尽くした、インド人にしか作れないサービスやプロダクトの発展に我々も投資を通じて寄与したい、日本・米国・インドのクロスボーダーでの協業を通じて、お互いが大きく発展することを目指したいと考えています。」



インド投資責任者 | 河村 悠生 | Yuki Kawamura 
1984年生まれ。ニューヨーク出身。慶應義塾大学理工学部・理工学研究科修了。モニター・グループ(東京、シンガポール事務所)、ブーズ・アンド・カンパニー(東京)で勤務を経た後、2015年よりNetflixの日本事業立ち上げにコンテンツ分析担当として参画。その後、2018年よりAET Fundにてスタートアップ投資に従事。

<第一弾の投資先企業3社> 



StayAbode(ベンガルール)
ミレニアル世代向けコリビング(Co-Living)スペースを展開。約3年おきに転職と転居を繰り返すミレニアル世代に対し、簡単な手続きで入居できる住居の提供に加え、様々なイベントやインフラを提供することで地域コミュニティの醸成を目指している。Anupam Mittal氏(People Group CEO)との共同投資。
URL:https://stayabode.com/



The Wedding Brigade(ムンバイ)
ミレニアル世代向けコリビング(Co-Living)スペースを展開。約3年おきに転職と転居を繰り返すミレニアル世代に対し、簡単な手続きで入居できる住居の提供に加え、様々なイベントやインフラを提供することで地域コミュニティの醸成を目指している。Anupam Mittal氏(People Group CEO)との共同投資。
URL:https://stayabode.com/



Yulu(ベンガルール)
マイクロモビリティプラットフォームを展開。インドの大きな社会問題の一つである交通渋滞をシェアサイクル及びシェアスクーターによる代替を通じて解決することを目指している。インド発のユニコーン企業であるInMobiの創業メンバーであるAmit Gupta氏が創業。印・Blume Ventures、印・3one4 Capitalとの共同投資。
URL:https://www.yulu.bike/
株式会社アカツキ
http://aktsk.jp/

会社情報

会社名
株式会社アカツキ
設立
2010年6月
代表者
代表取締役CEO 香田 哲朗
決算期
3月
直近業績
売上高239億7200万円、営業利益26億7600万円、経常利益28億3400万円、最終利益12億8800万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3932
企業データを見る