アドウェイズ、19年3月期通期の予想の上方修正…営業益は5億円→7.5億円に スマホ広告「UNICORN」の順調な拡大など広告事業の好調で

アドウェイズ<2489>は、11月2日、2019年3月期通期の連結業績予想の修正を発表、売上高は従来予想420億円から430億円(増減率2.4%増)、営業利益は同5億円から7億5000万円(同50.0%増)、経常利益は同5億円から8億円(同60.0%増)、最終利益は同1億9000万円から3億5000万円(同84.2%増)にいずれも上方修正された。
 

第2四半期期間において、国内広告事業のスマートフォン向け広告では自社プロダクトの「UNICORN」が順調に拡大したほか、大型のアプリプロモーションを受注したことに加え、PC向け広告も自社プロダクトの「JANet」を中心に堅調に推移した。また、海外事業を中心に前連結会計期間より継続している選択と集中の効果が表れ、利益も増加したことを受けて、通期予想の見直しを実施した。

また、同日発表した第2四半期累計(4~9月)の連結決算は、売上高224億8800万円(前年同期比5.8%増)、営業利益5億6600万円(同50.2%増)、経常利益5億2500万円(同32.7%増)、最終利益2億6200万円(前年同期300万円の赤字)と最終黒字転換を果たした。
 

主なセグメントごとの状況は以下の通り。

①広告事業…売上高199億9500万円(前年同期比8.6%増)、セグメント利益14億3800万円(同14.7%増)
スマートフォン向け広告は、既存の国内広告事業のサービスが伸長したこと、昨年5月にリリースいたしました「UNICORN」が堅調に売上高を伸ばしていることなどにより、売上高は9.5%増となった。PC向け広告は、金融関連企業の広告取引が堅調に推移するとともに、スマートフォンブラウザを介したweb売上高が増加したことにより、売上高は7.7%増となった。

②アプリ・メディア事業…売上高2億8300万円(同17.9%減)、セグメント損益4900万円の赤字(前年同期6100万円の赤字)
アプリ事業を運営していたADWAYS TECHNOLOGYにおいてMBOが行われたことにより、同社およびその子会社である愛徳威信息科技(上海)有限公司、ADWAYS TECHNOLOGY HONGKONGを連結の範囲から除外したことなどにより、売上高は83.4%減となった。また、メディア事業は、サムライ・アドウェイズにおいて行っているメディア事業が堅調に推移したことにより、売上高は18.1%増となった。

③海外事業…売上高21億8100万円(同13.0%減)、セグメント利益600万円(前年同期2700万円の赤字)
前期から推進している各国子会社の組織体制と連携の見直しにより減収となったが、販売費および一般管理費が抑制できたことから黒字転換した。
株式会社アドウェイズ
http://www.adways.net/

会社情報

会社名
株式会社アドウェイズ
設立
2001年2月
代表者
代表取締役社長 山田 翔
決算期
12月
上場区分
東証プライム
証券コード
2489
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