ガンホー子会社Gravityの『Ragnarok M: Eternal Love』が引き続き東南アジアで好調…タイ、インドネシア、フィリピン、シンガポールで首位
ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>子会社の韓国Gravityが運営するモバイルオンラインゲーム『Ragnarok M: Eternal Love』が東南アジア地域を席巻している。タイとインドネシア、フィリピンのApp StoreとGoogle Playのセールスランキングで首位の座をキープしている。東南アジアトップタイトルとしての地位を確立したといってよさそうだ。
本作は、PCで人気を博した人気MMORPG『ラグナロクオンライン』のモバイルゲーム版にあたる。3D技術を活用しながら、『ラグナロクオンライン』をモバイルで再現した。Gravityは、10月30日に東南アジアでリリースしたが、その2日後となる11月1日にApp Storeのセールスランキングで首位を獲得し、Google Playでも11月4日には3カ国に加えてシンガポールでも首位となった。このほか、ラオスやブルネイでも首位を獲得した。
12月2日時点の配信国における売上げランキングの状況は以下のとおり。App StoreとGoogle Playともにほぼすべての国でTOP10に入っていた。東南アジアトップタイトルとしての地位を確立したといってよさそうだ。来年予定されている、日本や欧米などその他の地域でのリリースにも期待が募る。
【12月2日のApp Store売上ランキング】
【12月2日のGoogle Play売上ランキング】
また、タイ、インドネシア、フィリッピン、シンガポールの売上ランキングの推移は以下のとおり。
【App Store売上ランキング】
▲タイ、フィリピン、インドネシアのセールスランキングでは首位を快走している。シンガポールでも首位が見えてきた。
【Google Play売上ランキング】
出所:AppAnnie
なお、ガンホーでは、2019第1四半期に北米、南米、オセアニア展開、そして2019年中に日本国内でリリースする旨のアナウンスを行っている。
会社情報
- 会社名
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
- 設立
- 1998年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森下 一喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3765