シリコンスタジオ<3907>は、住友林業<1911>と共同開発した3次元住宅プレゼンテーションシステム(3DCAD)にリアルタイムレンダリングエンジン「Mizuchi(ミズチ)」が採用されたことを発表した。
「Mizuchi」は、金属、樹脂、ガラス、布、材木など、多種多様な質感を実写に迫る品質で表現することが可能で、建築物に用いられるさまざまな素材を忠実に再現でき、これまでも多くの不動産や建築分野のCGコンテンツ制作で採用されてきた。住友林業の新型3DCADシステムは、住宅のCADデータから3DCGの施工イメージを生成し、3次元でのバーチャル内見を可能にする施主向けプレゼンテーションシステム。内観や外観をさまざまな角度から確認することができる。
住友林業は、よりリアルな立体画像による提案を実現させるため、新型3DCADシステム(旧名称:Real Time 3D)のレンダリングエンジンを従来のものから「Mizuchi」に変更することを決定し、このたび移行作業が完了した。住友林業の住宅展示場、ショールームなどで全国的に利用開始される。
今回の「Mizuchi」導入により、新型3DCADシステムでは、素材の材質のPBR化によってフォトリアルな質感の表現が大幅に向上している。また、全天球画像を光源とするIBLとライトプローブによるGIにより間接光の表現が可能となったため、深みのある陰影や映り込みの描画が実現できるようになった。ライトプローブは、あらかじめ設定されているテンプレート情報に従って最適な場所へ自動的に配置されるため、専門的な知識は不要だ。さらにSSAO、RLR、グレアなどのポストエフェクトの機能により、リアルな住宅の空気感を表現する手法の幅が広がった。
なお、シリコンスタジオは「Mizuchi」のライセンス提供のみならず、旧レンダリングエンジンからの移行作業も支援した。また、旧システムの材質ライブラリから簡易的にPBR化した材質に変換できる専用コンバーターも開発し、提供した。これにより、旧システムでの資産も有効に活用することが可能となった。
「Mizuchi」は、金属、樹脂、ガラス、布、材木など、多種多様な質感を実写に迫る品質で表現することが可能で、建築物に用いられるさまざまな素材を忠実に再現でき、これまでも多くの不動産や建築分野のCGコンテンツ制作で採用されてきた。住友林業の新型3DCADシステムは、住宅のCADデータから3DCGの施工イメージを生成し、3次元でのバーチャル内見を可能にする施主向けプレゼンテーションシステム。内観や外観をさまざまな角度から確認することができる。
住友林業は、よりリアルな立体画像による提案を実現させるため、新型3DCADシステム(旧名称:Real Time 3D)のレンダリングエンジンを従来のものから「Mizuchi」に変更することを決定し、このたび移行作業が完了した。住友林業の住宅展示場、ショールームなどで全国的に利用開始される。
今回の「Mizuchi」導入により、新型3DCADシステムでは、素材の材質のPBR化によってフォトリアルな質感の表現が大幅に向上している。また、全天球画像を光源とするIBLとライトプローブによるGIにより間接光の表現が可能となったため、深みのある陰影や映り込みの描画が実現できるようになった。ライトプローブは、あらかじめ設定されているテンプレート情報に従って最適な場所へ自動的に配置されるため、専門的な知識は不要だ。さらにSSAO、RLR、グレアなどのポストエフェクトの機能により、リアルな住宅の空気感を表現する手法の幅が広がった。
なお、シリコンスタジオは「Mizuchi」のライセンス提供のみならず、旧レンダリングエンジンからの移行作業も支援した。また、旧システムの材質ライブラリから簡易的にPBR化した材質に変換できる専用コンバーターも開発し、提供した。これにより、旧システムでの資産も有効に活用することが可能となった。
会社情報
- 会社名
- シリコンスタジオ株式会社
- 設立
- 2000年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 梶谷 眞一郎
- 決算期
- 11月
- 直近業績
- 売上高45億5400万円、営業利益2億3800万円、経常利益2億4600万円、最終利益2億円(2023年11月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3907