【紹介特集】ディー・エヌ・エー、『メギド72』初リアルイベントの舞台裏! 宮前Pと運営メンバーが語る今後の野望


ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>が運営しているオウンドメディア「GeNOM(ゲノム)」。本メディアでは、DeNAのゲーム開発の現場で生まれる様々なエピソードや、クリエイター紹介、イベント紹介などを通して、DeNAで働くメンバーの”ありのまま”を伝えている。
 
そこで本稿では、全4回に渡ってGeNOMにて掲載されたDeNAゲームクリエイターのエピソードの一部を紹介。DeNAのゲーム開発現場の魅力をお届けする。
 
<以下、GeNOM12月20日掲載分より>

 
 
2018年10月28日に都内で開催された『メギド72』リアルイベント「メギド72 banquet ~ソロモン王たちの祝宴~」。今回、『メギド72』プロデューサー宮前と、運営に携わった鶴川を迎え、初のリアルイベントで取り組んだ内容や手応え、反省点など、当日の様子を振り返ってもらいました。

 
宮前 公彦 | Kimihiko Miyamae
『メギド72』プロデューサー。2014年にDeNA入社。デザイナーとしてキャリアをスタート。コンシューマーからモバイルゲームの開発・運営と幅広くタイトルに関わる。とにかく、アイデアをガンガン出すのが大好きなP。プロデューサーレターも更新中! (写真左)
 
鶴川 将志 | Masashi Tsurukawa
マーケティング担当。2013年入社。『メギド72』リアルイベントでは、宮前Pとタッグを組んで企画立案~当日の運営までを統括し、宮前のアイデアを具体的な形にしたリアルイベントの施策オーナー。(写真右)
 

■『メギド72』初のリアルイベントに想定以上の応募が殺到

 
――募集数200組400名のところ、1,500名を超えるご応募をいただくなど、事前の反響が大きかった印象があります。まずは当日を振り返って、率直な感想を聞かせてください。
 
宮前:本当に、あっという間の一日だったのを覚えています。会場では来場してくださったお客さまとふれあいつつ、お客さまの楽しそうな表情を直接見ることができて嬉しかったです。
 
鶴川:とても楽しかった! というのが素直な感想です。お客さまたちの笑顔や歓声をリアルに感じることができ、運営チーム全体として素晴らしい体験になりました。事後アンケートには「次回も参加したい! 」といった声を多くいただいたのも、本当に嬉しかったですね。

 
DeNA宮前『メギド72』プロデューサー 宮前公彦
 
――どういった経緯でリアルイベントが決定したのですか?
 
宮前:7月2日~8月末までゲーム内での施策を大幅に増やしたのですが、1周年を迎える12月7日までの、9~11月の期間にあまり目立ったイベントがなく、悩んでいました。
 
そんな中で「ハロウィンのタイミングでリアルイベントやろう! 」と、なんとなく自分の中で決めていたんです。
 
初期アイデアでは、仮装して秋葉原でリンゴあめ(※)を配ることを考えていましたが、トラブルが起きたときに対処できないなどの理由で、開発メンバーと会場を確保することを決めました。
 
それから10月末の週末にまだ空きがある会場を開発メンバーと一緒に探し、大きさやレイアウトなどを確認して今回実施したイベント会場に決めました。

 
※『メギド72』ゲーム内には育成アイテムとして贖罪のリンゴ、賢者のリンゴなどが存在し、リンゴにまつわるネタも多数。当日の物販ではそれにちなんだ商品「リンゴあめ」が販売されました。
 
宮前:社内のメンバーにヒアリングしたら「最初のイベントで100人集めるのは大変」と明かされて、さらに心配になってました。
 
鶴川:いやー、不安でしたね。

 
――ところが、実際の応募は想定外の多さだったと!
 
宮前:はい! 応募者数が1,500人超えたって聞いて、まずホッとしましたよ。
 
鶴川:初日で500人くらい、一週間後には応募が1,500人を超えていたので、安心した反面、この人数から200人しか当選しないと思うと、心苦しくて……。
 
宮前:落ちる人のほうが多いじゃんって。自分たちが思っている以上に、熱量がじわじわ上がっていったので、改めて責任を重く感じましたね。

 
DeNA鶴川マーケティング担当 鶴川将志
 
――鶴川さんはリアルイベント決定前のいつ頃から今回の運営メンバーに加わったのですか?
 
鶴川:チーム全体に向けて「これからがんばりましょう! 」というメールを送ったのが、8月22日です。それから約2ヶ月ほど、毎日のようにリアルイベントのことだけ考えていました。
 
宮前:鶴川さんが「僕に任せてください! 」ってほとんど巻き取ってくれて、本当に助かりましたよ。私だけで突っ走ると、常にやりたいことだけをどんどん言ってしまうんで。ゲーム開発の現場でもチームメンバーが冷静に調整してくれるんです。
 
鶴川:逆に二人の性格のバランスが良かったのかもしれません。僕はどちらかというと、散らばった情報や課題を整理して推進することの方が向いている性格なんですよね。
 
宮前:私のまわりには、散りばめたアイデアを、現実的に判断してくれるメンバーが多くて助かってます。
 
鶴川:今回は宮前さんのアイデアが泉のように湧いて出た印象です。ただ、正直このタイミングで追加はやめて……と悩むこともありましたが、やり切って良かったことしかないですね。できることをチーム全体で考え抜き、ギリギリまでやりきった思いが強いです。

 

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(GeNOM)



 
GeNOM(ゲノム)とは
 
DeNAのゲームクリエイターを様々な切り口で紹介するメディア(運営:株式会社ディー・エヌ・エー)。ゲーム開発の現場で生まれる様々なエピソードや、クリエイター紹介、イベント紹介などを通して、DeNAで働くメンバーの”ありのまま”を伝えている。

 
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株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
https://dena.com/jp/

会社情報

会社名
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
設立
1999年3月
代表者
代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
決算期
3月
直近業績
売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2432
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