App Store売上ランキングの年末年始を振り返る…大晦日より『モンスト』独走、『FGO』は一歩及ばず、『ドッカン』好調も『ロマサガ』は減速傾向に
年末年始となる12月29日~1月3日のApp Store売上ランキングの動きを振り返ってみよう。
今回はApp Annieでのランキングを元に4タイトルをピックアップした。まずは12月29日・30日を見てみよう。この日、バンダイナムコエンターテインメントとアカツキ<3932>の『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』が首位に立った。これは27日から続いており、映画「ドラゴンボール超ブロリー」との連動が走行し、有力タイトルを抑えて首位をキープし続けていた。
大晦日になると、ミクシィ<2121>の『モンスターストライク』が12月31日限定で10連で★6キャラ2体確定でかつ2回目の10連は★6キャラ3体確定する「2回引ける!★6確定オールスター感謝ガチャ」を開催し、首位を奪還した。また翌日1月1日には新限定キャラクター「ソロモン」が初登場した「新春!特別おまけ付き 超・獣神祭」を実施、本日(1月5日)までトップを独走している。
一方で、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』は、1月1日より、「福袋召喚2019」、「ニューイヤー2019ピックアップ召喚(日替り)」、新サーヴァント「★5(SSR)紅閻魔」が登場する「雀のお宿の活動日誌ピックアップ召喚(日替り)」を開催したが、『モンスト』の壁は厚く、首位を取ることはできなかった。順位だけ見れば好調とも言えるのだが、『Fate/Grand Order』というタイトルの存在感を考えると物足りなさを感じてしまう面もあった。
また気になるのは、スクウェア・エニックスとアカツキ<3932>の『ロマンシング サガ リ・ユニバース』だ。同タイトルはリリース直後からランキングのTOP5に入るなど非常に好調だったが、12月21日を境に減速傾向にある。元旦には、福袋3種の販売や「カタリナ」(SS)、「ポルカ・リン・ウッド」(SS)、「ヘクター」(SS)など、正月衣装のフェス限定スタイルが登場する「Romancing祭」を実施し、TOP10に復帰したがその状況を維持するまでには至らなかった。今後どのような施策を行っていくか注目していきたい。
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会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコエンターテインメント
- 設立
- 1955年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 宇田川 南欧
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2896億5700万円、営業利益442億3600万円、経常利益489億5100万円、最終利益352億5600万円(2023年3月期)
会社情報
- 会社名
- 株式会社アカツキ
- 設立
- 2010年6月
- 代表者
- 代表取締役CEO 香田 哲朗
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高239億7200万円、営業利益26億7600万円、経常利益28億3400万円、最終利益12億8800万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3932
会社情報
- 会社名
- FGO PROJECT
会社情報
- 会社名
- 株式会社MIXI
- 設立
- 1997年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 木村 弘毅
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1468億6800万円、営業利益:191億7700万円、経常利益156億6900万円、最終利益70億8200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2121